内容説明
ロングセラー『アイデアのつくり方』によると、「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」。では、具体的にはいったいどうしたらいい?仕事の現場に即した、「ひらめくためのハウツー」が満載。
目次
まずは道案内から
アイデアって何だろう
もっと楽しもう
自分を信じよう
「その気」になろう
子供に戻ろう
「知りたがり」になろう
笑われることをおそれるな
「考え方」のヒント
いろいろなものを組み合わせてみよう
質問を変えてみよう
情報をかき集めよう
とにかく数で勝負しよう
いったん全部忘れてしまおう
ひらめいたら実践しよう
著者等紹介
フォスター,ジャック[フォスター,ジャック][Foster,Jack]
アメリカの大手広告代理店でサンキスト、マテル、スズキ、マツダ、ユニバーサル・スタジオなど多数のメジャー企業の広告を担当し、いくつもの広告賞を受賞。クリエイティブ・ディレクターとして率いたフット・コーン&ベルディング社は米西海岸で最大手に成長した
青島淑子[アオシマヨシコ]
京都大学文学部卒(英文学専攻・国史学専攻)。コーネル大学visiting studentを経て「ニューズウィーク日本版」の編集に携わる。現在は翻訳業のかたわら、高校の教壇に立つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
74
アイデアとは何かから始まり、アイデアの作り方のハウツーではあるのだが、考え方つまり自分を信じる、そして楽しむ事の大切さが得られる。ある日ふと庭に木が欲しいと思い、何の木が良いかと考えていると、自分の住むこの街には木の在る家が多いと気づいた。人は興味を持つというチョッとした事だけでも、見える景色が変わる。一つの問題を解決するにも、きっと幾つもの解決法があり幾つもの答えが在る、そう思って生きる事が気持ちを楽にする。さらりと読めるのだが、結構生きる力が湧いてくる、前向きに感じられる、今この時に読めて良かった。2021/12/27
Shinchan
18
ジェームス・W・ヤングの著書「アイデアのつくり方」は、アイデアが創られていく過程のエッセンスを数十ページに書き記したものです。本書は、実践を踏まえて、より具体的に書かれており、アイデアを出すためのヒントが満載の本だと思います。両方読むことをお勧めします!2013/02/19
ステビア
17
自分はアイデアを生み出せると信じて進もう。セルフイメージは人を変えるのだから。2020/02/28
スノードロップ
16
アメリカの広告業界で数々のアイデアを生み出し続けてきた著者が、アイデアとは何か、アイデアはどう作るのかについて語った本。偉人や有名人の言葉や行動を羅列して作られたパッチワークのような本、というのが正直な感想。「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」。つまり、「情報をかき集めること」がアイデアを生み出すうえでとても重要だ、ということだと思う。2021/07/18
ショウジ
16
アイデアの創り方がまとめられた本です。平易な言葉で書かれており、すぐに読むことができます。それでも、ここに書かれてあることを体得するには何度も読み直し、実践することが必要なように感じました。2019/07/16