ちくま近代評論選―日本近代思想エッセンス

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784480917317
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C7095

内容説明

日本はいかにして封建思想から脱し、「近代化」を模索したか。福沢諭吉から与謝野晶子、柳田國男にいたるまで、モダン・クリティークを代表する巨人たちの思索をたどる、絢爛たるアンソロジー。

目次

第1部 明治―一八六八‐一九一二年(学問のすすめ(福沢諭吉)
人生に相渉るとは何の謂ぞ(北村透谷) ほか)
第2部 大正―一九一二‐一九二六年(ゴッホの二面(武者小路実篤)
元始、女性は太陽であった(平塚らいてう) ほか)
第3部 昭和・戦前・戦中―一九二六‐一九四五年(「小説の筋」論争(谷崎潤一郎;芥川龍之介)
日本への回帰(萩原朔太郎) ほか)
第4部 昭和・戦後―一九四五‐(歌声よ、おこれ(宮本百合子)
一匹と九十九匹と(福田恆存) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いんこりす

4
テスト範囲なので夏目漱石『私の個人主義』のみ読了。…読了2人目、感想1人目でびっくり笑 以前『現代日本の開化』を読んだのでするっと話に入れた。近代文学作品はカタカナ語が多いイメージがあり、日本が西洋を追いかけた時代だなあといつも感じていた。対して漱石は「それでいいのか」と悩み「自分本位」に辿り着いた。体験談を読んでいるようでとても分かりやすく、最後の学生に向けられた言葉は時代を超えて私たちの背中を押してくれる。2018/05/06

dinsmarkuniv

3
『元始、女性は太陽であった』(平塚らいてう)を読んだ。 『青鞜』創刊に寄せられた女性の自主自立の宣言。同誌は戦前の雑誌だが、戦中・戦後を経て現在に至るまで女性の権利や社会進出の問題はとても長い道のり、少しづつ進歩はするも未だ途上で真正の人による天才の発揮も未だ実現不十分な場面も多々あるのが実情かと思っている。平塚は1971年没とのことで戦前の人と思っていたが案外最近まで存命、晩年の彼女には世の中がどのように見えていたのだろうか。現代社会問題への取っ掛りとして要活用。『げんしけん』OPと繋がり。2022/10/29

本命@ふまにたす

1
近現代日本の代表的な「評論」のアンソロジー。紙幅の関係で基本抄録だが「評論」の流れを押さえるにはオーソドックスな構成で参考になる。2021/09/13

まめけんし

0
21:14読了。 日本の近代を代表する文人の評論を編んだ高校生向け評論集である。全体の流れとして感じるのは自分(たち)は何者かという模索だ。明治時代に西洋文明に追いつくために「こうあらねば」ならなかった日本は大正、昭和と時を経るに従って「こうであったはず」の自己を発見していく。そういった過程が紡がれているように思う。 けれども「真実の百面相」で大森荘蔵は言う。「真実とは貧しく偏頗なものではなく豊かな百面相なのである」。本当の自分は隠れてなどいない。常に世界との関係の中に現れている。2022/02/19

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