出版社内容情報
ドキュメンタリーの歴史は映画の歴史そのものだ! リュミエール兄弟からマイケル・ムーアまで、約百年の歴史をダイナミックに描く。通史の決定版! 図版多数。
内容説明
ドキュメンタリーの歴史は映画の歴史そのものだ!「写真」から「活動写真」へ、そして「映画」へ。リュミエール兄弟からマイケル・ムーアまで約100年の歴史をダイナミックに描く。通史の決定版!
目次
1 驚異をかいま見る
2 動きだす映像
3 音声と怒り
4 曇ったレンズ
5 絞られた焦点
6 運動
著者等紹介
バーナウ,エリック[バーナウ,エリック] [Barnouw,Erik]
1908‐2001年。オランダ生まれ。十代のころアメリカに移住し、プリンストン大学在籍時から雑誌や演劇の制作に関与。CBS、NBSのラジオ番組のプロデューサー・監督などを務めたほか、みずからドキュメンタリー映画の制作も手掛ける
安原和見[ヤスハラカズミ]
翻訳家。鹿児島県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりの
8
二段組。ドキュメンタリー映画の歴史。興味わかずパラ読み。2017/06/13
Oltmk
3
映画創成期における誕生から1980年代半ばまでに拡大・発展したドキュメンタリー映画の歴史を網羅した研究所。ドキュメンタリー映画が発展した背景や理由なども踏まえられており、読んでいるだけで知的興奮を得ることが出来た。アメリカドキュメンタリー映画の名作であるコヤニスカッツィといった取りこぼしはあるものの、レニ・リーフェンシュタールの「意思の勝利」や「オリンピア二部作」などの名だたる作品を押さえているためドキュメンタリー映画を知るためにも読まれてほしい書籍。2022/01/28
takao
1
ふむ2021/04/02
あんすこむたん
1
ドキュメンタリー映画についての歴史をその時代を通して見せる著書。ドキュメンタリーほど時代を映すものはないことがよく解る。2021/01/05
nana252
1
映画史に補助線を引くとすればドキュメンタリー映画の歴史が欠かせない。サイレントな時代から今日まで作られ続けるドキュメンタリー映画。その根底は何も変わっていない。時代の背景や技術革新はあるにせよ。しかし、観測することで変わる状況もある。政治的な色を持つ場合もある。何をどう撮るのか、どう伝えるのか。テクニカルな内容だけではない、重厚な本でした。2015/02/08