グッドモーニング、ゴジラ―監督 本多猪四郎と撮影所の時代

グッドモーニング、ゴジラ―監督 本多猪四郎と撮影所の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480872050
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

名作『ゴジラ』の監督・本多猪四郎の軌跡を通して描き出す撮影所年代記。黒沢明らとともに助監督として駆けまわった青春時代。兵役、敗戦、東宝争議を経て、’54年にヒット作『ゴジラ』を世に送り出す。以後、日本映画盛衰の波にもまれながら、数多くの怪獣映画を手がけてゆく。そして80歳をすぎたいま、その現役ぶりは、“演出補佐”として携わった『八月の狂詩曲』(黒沢明監督)のなかに、見事に刻みこまれている。

目次

第1部 撮影所の時代(『ジゴマ』の年に生まれて;森岩雄ともうひとつの「金曜会」;P・C・L入社と青春の蹉趺;P・C・Lから東宝映画へ;山本嘉次郎の「作家」性;成瀬巳喜男の静かな抵抗;山中貞雄と『人情紙風船』余話;滝沢英輔と渡辺邦男のこだわり;黒沢明、谷口千吉と助監督群像;プロデューサー・システムと「東宝カラー」;戦場で観た『馬』;映画を忘れた争議の嵐)
第2部 監督本多猪四郎(映画芸術協会と『野良犬』のころ;デビュー作と『羅生門』;プロデューサー・システムの再建;円谷英二との出会い;『ゴジラ』前夜の模索;『ゴジラ』の光と影;量産時代と幻の企画;特撮との蜜月が終わる;斜陽期の「ヒットメーカー」として;廃墟にて)

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