不安の正体!―メディア政治とイラク戦後の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480863584
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C0031

内容説明

「帝国」アメリカの「大義なき戦争」、不安に駆られ「監視」を切望する人々、対米追従にひた走る日本、俗情に媚びるメディア、崩壊する国際秩序…。不透明で国難な時代の「出口」を求め、気鋭の論客が徹底討論。

目次

1 イラク戦後の世界(反戦ロジックが力を失った理由;アメリカは今や“江戸幕府”である ほか)
2 大衆動員と「信頼」の崩壊(アメリカ政府の巧妙なメディア戦略;戦争報道を受容する側の問題 ほか)
3 「よき社会」とは何か?(アメリカ経済の楽観論と悲観論;住宅バブルの崩壊は何をもたらすか? ほか)
討議を終えて(パーフェクト・ストーム(アンドリュー・デウィット)
ガンマンの教訓(藤原帰一) ほか)

著者等紹介

金子勝[カネコマサル]
1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。法政大学教授などを経て、現在、慶応義塾大学経済学部教授。専攻は財政学、制度の経済学、地方財政論

デウィット,アンドリュー[デウィット,アンドリュー][DeWit,Andrew]
1959年カナダ生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学政治学博士。下関市立大学経済学部助教授を経て、現在、立教大学経済学部助教授。専攻は財政学、政治経済学

藤原帰一[フジワラキイチ]
1956年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得中退。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は国際政治、比較政治、東南アジア政治

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。東京外国語大学講師などを経て、現在、東京都立大学人文学部社会学科助教授。社会学博士
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感想・レビュー

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脳疣沼

1
イラク戦争当時の対談本。インテリがごちゃごちゃ言ってやがるぜって感じで、妙に鼻につくところもあるが、さすがだなといった分析。しかし金子氏と、デウィット氏はいらなかったのでは?2014/08/27

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