内容説明
なんで、チンポコとっちゃいけないの!なんで、離婚した日に結婚しちゃいけないの!なんで、貸した金とり返しちゃいけないの!なんで、他人を殺しちゃいけないの!あの“よのなか”コンビが贈る世紀末の“守り方”“破り方”。
目次
序章 性転換をめぐる、男と女としあわせのルール
第1章 ニューハーフという人生
第2章 大人、子ども、その境目はどこに?―少年をとりまく犯罪とルールの関係
第3章 あなた自身と犯罪の危ない関係
第4章 結婚と離婚と子どもをめぐるルール
第5章 なぜ人を殺してはいけないのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内緒です
6
10年以上前に書かれた作品なのに読みやすく、人生のルールーを教えてくれた本。2016/06/17
Ken Sugawara
1
最終章「なせ人を殺してはいけないか」が印象的で、その背景に関する著者の解説に理解し、納得した。90年代末に刊行された本書であるが、10年以上経た現在でも、その内容に現代への示唆を多様に含んでおり、読む価値のある本であると思う。とても参考になる。2013/08/18
Ema Takegami
0
性転換手術を執刀した産婦人科医が優生保護法違反で訴えられる時代があったなんて知らなかった。証人として出廷した患者(手術を受けた人)の、検事に対する受け答えが印象深い。「届けだけ出せば、それだけで家庭でしょうか」「子どもは、家庭になければならないものでしょうか」「人間は、天の作ったものを、作り変えようとして来たのではないでしょうか」。また、離婚にも協議、調停、審判、裁判と色々な道のりがあると知り、勉強になった。財産分与の対象は、土地や家、預貯金、株、家具、退職金、年金…ふむふむ。夫婦別産制なのに退職金まで?2023/08/19