反ユダヤ主義の歴史〈第1巻〉キリストから宮廷ユダヤ人まで

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480861214
  • NDC分類 316.88
  • Cコード C0022

内容説明

反ユダヤ主義の歴史的歩みを起源から描き出す不巧の大著。古代ギリシア・ローマから現代に及ぶ二千数百年の通史。第I巻は、古代から初期キリスト教の時代における反ユダヤ主義の始まりを検証し、17世紀ヨーロッパまでの歴史を辿る。

目次

第1部 ゴルゴタの丘から十字軍まで(異教古代における反ユダヤ主義;初期キリスト教時代における反ユダヤ主義 ほか)
第2部 十字軍の時代(運命の一〇九六年、夏;ユダヤ側の反応)
第3部 悪魔の世紀(背景―十四世紀という時代;ユダヤ人のイメージ)
第4部 ゲットーの時代(純粋状態のユダヤ主義―フランス;純粋状態の反ユダヤ主義―イングランド ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aya-ayu

1
第1巻は古代から17世紀ぐらいまで。反ユダヤ主義の起源を知りたいと思い読んでみた。様々な要素が複雑に絡み合っていることがわかったが、一番大きいのは結局人々の無知・誤解ではなかったか。権威側には反ユダヤも擁護派(へー、いたんだ!)もいた。単にユダヤを利用しようというご都合主義も大勢いた。しかしなによりも、人々に教養も科学もない時代、明らかな不条理事が大勢の人に完全に信じられてしまう恐ろしさが読後の印象として残る。現代も同様?気付いてないだけ?と考えると、ああ、なんと我ら人間は小さくて残酷な存在であることか。2014/06/06

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