スプートニク

  • ポイントキャンペーン

スプートニク

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784480860521
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0044

内容説明

帰還なき宇宙旅行。米ソ宇宙開発戦争の最中、一人の飛行士と一匹の犬が、宇宙の暗闇へと密かに葬り去られた。ロシア政府の周到な隠蔽工作により歴史から抹消された恐るべき事件とは?動かし得ぬ証拠と共にその全貌に迫る、戦慄の超ノンフィクション。

目次

イワン・イストチニコフの足跡を追って
宇宙にささげられた一生涯のいくつかの挿話
帝国の逆襲
帰還なき旅にむかって
星間チェス
無意識の徴候
宇宙犬誕生
隕石の謎
小惑星の分析
交信記録
ベレゴヴォイの報告書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
全く白紙の状態から序文を目にして愕然とした。これはなんという書物だ!と思ったが、肩肘張らずに読んでいいものだった。旧ソ連、恐るべし。2016/12/31

かば◎

3
やはりこの手の本には旬がある。本訳書はぎりぎり90年代末に出たものだが、ソ連崩壊が遠くなり、ロシアのロケットが広く商業利用されるようになった今では、なんとなくボケて感じないでもない。ディテールは細かく作りこまれているが、第二次大戦中の記述はなんだかいろいろ齟齬があり、モスクワ侵攻作戦がいつのまにかスターリングラードの話になっていたり、実用化前の戦車を撃破したりしたことになっている。2013/07/14

元気伊勢子

2
セーラームーンを見たり、クイーンエメラルダスを読んで急に宇宙の本が読みたくなった。当時のソ連のアメリカに負けまいとする気持ちが伝わる。荒俣宏氏の後書きがとても面白かった。2020/05/21

hits_y

2
内容とは関係ないけど、ロシアの宇宙機器はどれもエレガントでカッコいいと思います。2011/07/26

LOHASPO

1
宇宙開発の黎明期、一人の宇宙飛行士と一匹の犬がソユーズ二号で旅立ち、そしてその旅が歴史の闇に葬り去られるまでを検証した本。これもひとつのグラスノスチ(死語)2012/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/77895
  • ご注意事項