ハリウッドとマッカーシズム

ハリウッドとマッカーシズム

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  • サイズ B6判/ページ数 324,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480855619
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0036

内容説明

なぜハリウッドが狙われたのか。FBI機密ファイルほかの厖大な原資料を駆使して描く衝撃のドキュメント。

目次

第1幕 “ハリウッド・テン”と呼ばれた人びと
第2幕 “異端審問”に立つ映画人たち―「ならず者の時代」はじまる
第3幕 アルヴァ・ベッシー―“不服従”の名をもらった男
第4幕 アイスラー一家の愛と相克―“赤狩り”で引裂かれた姉と兄弟
第5幕 ベルトルト・ブレヒト―亡命から亡命へ
間奏曲 ベス・タッフェルの場合
第6幕 ダシール・ハメット―貫いたハードボイルドの67年
第7幕 リリアン・ヘルマン―虚像と実像
第8幕 エリア・カザン―転向と屈従
第9幕 アーサー・ミラー―不屈の一貫性、カザンとの訣別
終幕 犠牲者たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

豆大福

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1990年刊行。このテーマについて検索をかけると、上位に上がって来たので読んでみた。マッカーシ旋風が吹き荒れるなか、非米活動委員会に召喚されたハリウッド関係者たちの姿を描く。著書にとっては積年のテーマだったようで、広く一次資料を押さえた、透徹した筆致が印象的。ブレヒト、ハメット、エリア・カザンといった大家7人にはそれぞれ1章が割かれている。危機の時代の各人各様の振舞いが、興味深い。特に印象に残ったのが、ブレヒトのしたたかさ、リリアン・ヘルマンの弱さ、ハメットの不撓不屈。いまでも関心を持って読める本である。2022/03/27

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