出版社内容情報
子どもの理解力と思考力の源は読みきかせにあった! 初版刊行後一年で25万部を売り全米ベストセラーとなった伝説の書。
ジム・トレリース[トレリース,ジム]
著・文・その他
鈴木 徹[スズキ トオル]
翻訳
内容説明
幼い頃からの読みきかせが、すべての理解力と思考力の源となる。初版以来、全米で100万部を超えるベストセラーの最新版。
目次
第1章 なぜ読みきかせ?
第2章 読みきかせ。いつ始めて、いつやめるか
第3章 読みきかせのステップ
第4章 自由読書―読みきかせの大切なパートナー
第5章 家庭、学校、図書館の活字環境
第6章 テレビは読書の邪魔?
第7章 パパ、どうしたの?
第8章 問題児から読書家へ
著者等紹介
トレリース,ジム[トレリース,ジム] [Trelease,Jim]
マサチューセッツ大学卒業後、デイリーニューズ紙のアーティスト兼ライターとして活躍、ワシントンポスト紙、ニューヨークタイムズ紙などの書評欄でも執筆している
鈴木徹[スズキトオル]
昭和43年愛知県生まれ。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒。都立国分寺高等学校英語科教諭、東京都高等学校英語教育研究会研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらこ
4
"THE READ-ALOUD HANDBOOK"第7版の翻訳。読書で読解力があがり、成績もあがる。読みきかせで本が楽しいと伝え、子どもを読書好きに、と訴える。読みきかせが成績UPにつながると、これほどストレートにいう本は、日本では少ない。目から鱗は、子どもが同じ本を何度も読んで欲しがるのは、そのたび理解が深まるからということ。読むたびに、不明な点が明らかになってくるのは、心を楽しませるだろう。それに耐えうる、何度も読まれる本がよい本なのだろう。訳者は多読の英語教育を推奨する英語教諭。彼の後書きが熱い。2022/01/22
りり
4
「子どもの学力差の原因は、家にあるおもちゃの値段ではなく、脳の中に刻まれた言葉なのです。お金では買えないものに価値があるのです。」2021/10/17
rie
4
自分で文字が読める年頃になっても、親子間で読み聞かせの絆が十分育っていて尚且つ子が望むなら20近くなっても読み聞かせはするべきというのは目から鱗で…。本好きに育てる事が結果的には全体的な学力の向上に役立つなど、最近読み聞かせより自分の読書を優先させてしまう事が多かったので反省と少しモチベーション上げるきっかけになりました。2018/10/12
青いトリ
4
小学生の頃、担任の先生が読み聞かせをしてくれてたことを思い出しました!そのおかげで『エルマーとりゅう』にはまり、その他の本も読んだな〜また『エルマーとりゅう』読みたかなりました!2018/06/18
vodka
2
読み聞かせというと字の読めない幼児向けのイメージがあるけど、字が読めるようになっても、耳から聞くことと目から文字を入れることは違う。本を読むということがどれだけ人生にとってプラスになるか、大人側がそのことを意識して子供と本に向き合うべき。まずは良質な本をすぐに手に取れる環境を。2021/04/09