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出版社内容情報
1970年代に彗星のように登場し社会に衝撃を与え、現在に至るまで第一線で活躍をつづける秋吉久美子。初のロングインタビューと秘蔵のスナップを多数収録!
内容説明
インタビュアー樋口尚文氏による秋吉久美子ロング・インタビュー、ひとり語りの記録。女優・秋吉久美子のすべて。
目次
調書1 秋吉久美子が語る―超ロング・インタビュー
調書2 秋吉久美子を語る―秋吉久美子論
調書3 秋吉久美子を観る―出演作データベース
著者等紹介
秋吉久美子[アキヨシクミコ]
女優・詩人・歌手。1972年、松竹『旅の重さ』で映画初出演、その後、1973年製作の『十六歳の戦争』で初主演。『異人たちとの夏』『深い河』などの文芸作での主演で数々の女優賞を獲得。早稲田大学大学院公共経営研究科修了
樋口尚文[ヒグチナオフミ]
映画評論家・映画監督。著書多数。早稲田大学政治経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まんだよつお
6
神本! 2020年10月17日(土)、東京渋谷の映画館、シネマヴェーラ渋谷に降臨した女神、秋吉久美子。ぼくにとっての秋吉久美子は、唯一無二、絶対的ミューズ。同い年の彼女といっしょに同じ時代を共に生き抜いてきたことを誇りに思う。一生、着いていきますからね。2020/10/14
古本虫がさまよう
4
樋口尚文氏によるインタビュー形式の本。生い立ちから始まっての日々が語られている。高校時代からの映画出演の裏話やさまざまな公私にまつわるエピソードが語られている。まぁ、オーラルヒストリーの一種ともいえようか(「白書」といわず「調書」ということもあって、聞き手がいろいろと「根掘り葉掘り」聞いている)。ただ写真は「著者近影」ならぬ「著者遠影」ばかり? まだ古希には間があるけど、60代半ばの「素顔」も拝顔したいファンもいるのではないか(一枚だけ「著者近影」があった? やはり少し太り気味かな?)。2021/03/10
まさやん80
3
秋吉久美子の大ファンである樋口尚文が聞き手となる秋吉久美子の証言。 これまで自分のことを語ることが少なかった秋吉久美子だけに、ここまで密着した話を聞けるのは有り難い。おまけに、樋口さん自身が秋吉久美子の大ファンなので、今となっては貴重なテレビドラマについての話も出る。 藤田敏八監督との共同作業についてはなるほどと思った。それにしても、過去の作品についてよく覚えているなと感心した。2020/11/25
Aqurax
2
この本にも書かれていた「淀川長治物語 神戸編 サイナラ」 でエキストラ参加し、秋吉さんの1、2m後方で出演する 貴重な機会を得ました。その時の印象が未だに強烈に残っています。 2021/03/04
owl&shepherd
2
わずか4歳違いの同時代人。彼女が歩んだ映画斜陽時代は、こちらも若く生意気だったから、邦画をバカにしていて、出演作はほとんど見ていない。ずっと気になる存在だったが、振り返ると1995年の『深い河』が銀幕初。赤裸々さと品位が共存する語り口と、あたまに思い浮かべる彼女の声は、まさしくマイミューズにふさわしかった。2021/02/04