たまごボーロのように

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480816665
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『小学生日記』から六年。少女の世界は、少しずつ学校から離れて、自分の世界を見いだしつつある。十八歳の姿をぜひ見てほしい。

内容説明

大人の世界に踏み出そうとしている18歳の姿をぜひ見てほしい。『小学生日記』から6年。12歳だった少女の世界は、少しずつ「学校」から離れて、自分の世界を見いだしつつある。

目次

お見舞いに行って
赤い着物
たまごボーロのように
何食べる?
期末テストの前に
保存する記憶は
朝食を笑うな
三匹の子ネコ
携帯減量プラン
怒られたときは
準備室から
カナダの外国人
床屋さんに行く
やさしい日曜日
汚いもの、汚くないもの
死なないネコ
フリマで出会うのは
四月の山を歩きながら
夏までには
いつかきっと

著者等紹介

華恵[ハナエ]
1991年4月28日、アメリカ生まれ。6歳の時から日本に住む。10歳からファッション誌でモデルとして活動。2003年、短編映画「ハナとオジサン」で女優デビューし、TSUTAYAのテレビCMや「ガチャガチャポン!」(フジテレビ)などで活躍する。2000年、2001年と全国小・中学校作文コンクール東京都審査・読売新聞社賞を連続受賞、2002年、全国小・中学校作文コンクール文部科学大臣賞を受賞。2003年には、『小学生日記』を刊行し、その素直な感性と文章を高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

46
「本を読むわたし」「キモチのかけら」と呼んできて、今回は高2から高3になってました。あめりかでの幼児期、母と兄とで頻繁に図書館通いをしていて、母・兄とも仲良しで可愛い華恵が、お兄ちゃんのモトイと同じく反抗期のようでした。ヒリヒリとした感性が伝わってきて、一本気で頑固だと生きにくいだろうなと心配になったりしました。ドキドキしつつも、ずっといい子ちゃんな華恵より、キレてみたり、謝りたくても素直になれない自分を反省して成長していると思えば、落ち込んでいるときに、そばで黙って聞き役をしてみたくなりました。2016/07/22

草食系

8
久々の華恵さん、もう高校生になっていた。自分の中に沸き上がった感情をこうして記憶に留めて、大人の女性になっているんですね。思考が違う人に出会って立ち止まって考えたり、好き嫌いで自分の輪郭がはっきりわかったり、そんな日々が垣間見えます。思春期の尖った心もなんだか懐かしくて、瑞々しい感性に浸れました。2012/10/20

takaC

7
この人のエッセイはいまや saga チックに読んでます。始まりに今井さん話が出てきた時に、最後も今井さん話で終わるのかと思ったとおりになっていて少しブルーな読後感。2010/07/26

yoko**

5
はじめて『小学生日記』を読んですごい感性だなと感心し、さらに成長した彼女に出会え嬉しくなりました。アメリカ人の良さ、日本人の良さを兼ね備えた彼女。これからますます素敵な女性に成長していくんだろうなと思っていましたが、調べてみたらすっかり大人の女性でありました。2019/08/24

ともみ

5
飾らないありのままの気持ちが丁寧に書かれています。読んでいて優しい気持ちになりました。2011/01/17

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