内容説明
失踪した友人から届いた三枚の絵葉書が、「私」をバリの深奥へと導く。「シは有限の極み。上のドは無の世界。知覚できないものの世界をガムランが開く」宗教と音楽とむせ返るような自然。不思議な青年オダ。「ニュピ」にはミツコに会えるかもしれないという謎の言葉の意味は…?書き下ろし長編小説。
著者等紹介
田口ランディ[タグチランディ]
東京生まれ。広告代理店・編集プロダクションなどを経て、98年から独自のメールマガジンを発行し、注目される。初の長編小説『コンセント』が話題になり、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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