出版社内容情報
斬新なデザインと奇抜なアイデアで20世紀のファッションを根底的に変革したシャネル。女性が自由に生きるために闘いつづけたその生涯を追う。
内容説明
「美しく、自由に生きるために」孤児院育ちから世界的デザイナーに上りつめた少女の恋と闘争の軌跡。
目次
序章 シャネル、七十一歳で不屈のカムバック
第1章 子ども時代をめぐる虚実の物語
第2章 人生の行路を変えた男、ボーイ・カペル
第3章 「皆殺しの天使」、女の服に革命を起こす
第4章 必要にかられ、無からモードを創造した
第5章 「シャネルNo.5」
第6章 リトルブラックドレス、デビュー
第7章 ウェストミンスター公爵との恋
第8章 白いドレス、ハリウッド進出
第9章 モードは変わる。スタイルは変わらない
巻末エッセイ 「そこから何を学ぶかを」(川上未映子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逢日
2
憧れのシャネル。生き様がカッコ良すぎる。2023/11/05
marua
2
何度もシャネルの自伝に挑戦しては挫折した身としては、この入門編でようやく入り口にたどりついた気分。2015/10/05
あや
1
恵まれない環境にあって、才能と意志を併せ持つことの力。ファッションに興味がなくとも興味深く読める。2022/06/29
雨
1
シャネルの服を着てみたくなった。でも、まだちょっと自信がないなあ。 2018/07/29
ybhkr
1
シャネルの人生。とにかくセンスがよくて意思が強い。これくらいじゃないとモードの世界のトップでやっていけないんだろう。ドキュメンタリー映画「クリスチャンディオールと私」でコレクション前のお針子さんとデザイナーと経営者、モデルのいろいろを見たけど大変そうだった。シャネルは経営者であり、デザイナーであり、パタンナーであり、相当なことを抱えていたのであろう。高慢で自分勝手で怒りん坊で人の痛みや権利に無頓着。それでもシャネルはすごい女。皆殺しの天使にはそれぐらいじゃないとなれないのだ。2016/10/25