内容説明
技法を駆使して不思議を演出する謎とよろこびの小宇宙、いや大宇宙への招待状。
目次
はじめに―メンタル・マジックとは?
第1章 手がかりの意外性
第2章 メンタリストの秘密兵器
第3章 予言トリック―(予知能力を演出する)
第4章 X線の目―みえる目かくしの秘密
第5章 ツー・パーソン・テレパシー
第6章 記憶術とそのシステム
第7章 メンタル・マジック・ルーティーン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらむら
2
「催眠術」が被験者の能力に左右されるのに対して、「メンタルマジック」は術者の能力に多くを依存するというのがよく分かる良書。メンタルマジックの豊富な事例をネタバレありまくりで紹介してくれる。ただ、これ読んだからメンタルマジックが出来るわけではなく、最低限の手先の器用さは必要。「不器用、、ですから、、」という高倉健のモノマネすら不器用でこなせない自分にはとても無理。とはいえ、メンタルマジックが先人の偉大なる知恵で作られてきた技術の粋だというのがよく分かる。記憶術の入門編ともいえる最後だけ趣が違う。2023/12/18
great man kj
1
古い本ですが、読んでみました。トリック、アイデアを考えていくこと、学習することは、コミュニケーションにも応用できそうです。サプライズ好きの私としては、人生のスパイスになりそうです。松田道弘さんの本、引き続き読みたいと思います。2013/11/16
1977年から
1
1997年
uburoi
0
「あそびの冒険」シリーズの第2巻だ。日本初のメンタルマジックについての解説本。ユリ・ゲラーとかマリックさんとか懐かしい名が登場するが、彼らをはっきりとマジシャンだと断定している。超能力をメンタル・マジックととらえて種明かしまでしている。松田道弘でなければ書けない貴重な本だと思う。2017/04/16