ちくまプリマー新書<br> 新しい道徳

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ちくまプリマー新書
新しい道徳

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480687739
  • NDC分類 150
  • Cコード C0212

内容説明

情報化し、多様化した現代社会では、道徳を感情的に押しつけることは不可能だ。バラバラに生きる個人を支えるために必要な「理性的な道徳観」を大胆に提案する。

目次

第1章 新宗教「ケータイ・テレビ・ブランド」教から自由になる(ケータイ依存症;テレビ盲信症;ブランド神経症)
第2章 「学力問題」を通して、日本人の思考停止状態を斬る!(学力や学歴を勘違いする大人たち;「ゆとり教育」は悪いのか?;小学校と中学校の勉強はココが違う!;教育にまつわる幻想;なぜいま「情報編集力」なのか;総合学習が必要な理由;「よのなか」科はこんな教科)
第3章 「いじめ問題」を通して、大人の思考停止状態を斬る!(騒いでいないと不安?;死に対する感覚が希薄な子どもたち;いじめを短絡的に理解しない;学校を開かれた空間に;「生きやす過ぎる」現代社会;いじめをゼロにすることはできない;複雑ないじめにどう対処するか;「新しい道徳」を提案する)
第4章 新しい道徳観を求めて(男と女;大人と子ども;新しいものと古いもの;夢と自由;病気とクスリ)

著者等紹介

藤原和博[フジハラカズヒロ]
1955年生まれ。78年東京大学経済学部卒業後、リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。96年に同社フェロー。ビジネスマンでありながら小中学校での教育改革に関わり、03年東京都で民間人初の公立中学校長となり、注目を集める。05年キャリア教育の本質を問う「よのなか」科がベネッセ賞、新しい地域活性手段として「和田中地域本部」が博報賞、給食や農業体験を核とした「食育」と「読書活動」で、文部科学大臣賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

28
何事も白黒、善悪をはっきりさせるように教育されてきた世代としては実に頭が痛い。自分達が子供の頃には道徳の授業で思いやりだとか社会のためだとか散々教えられてきたがその常識はもはや通用しない。通用しないことを私たち知った風の大人は「最近の若いものは…」みたいな言い方をして一括りにする。思春期の頃にはそんな大人にはなりたくないと拳を振り上げていたのに。メディアの危うさとか、ブランド物の馬鹿馬鹿しさについてはなんとなく気づいてはいたけれどいじめの話は目から鱗。「生きやすいから生きにくい時代」という話にも納得。2021/11/14

ぷりん

16
「携帯を持っていたら、大丈夫」「〇か✖か」「みんなと同じなら安心」という世の中が、試行錯誤して自分も人も納得させる答えを考えない人を生み出してしまった背景がよく分かった。これからは、身につけた知識を組み合わせて「納得解」を導く力をつけることが大切なのがわかった。2015/11/08

月讀命

13
情報化し、多様化した現代社会では、道徳を感情的に押しつけることは不可能だ。バラバラに生きる個人を支えるために必要な「理性的な道徳観」を大胆に提案する。2012/03/25

Kaz

9
民間から校長になり学校現場を運営していく手腕は凄い。その片鱗を垣間見ることができる本書。2007年の著書ですが、今の学校現場のめざす姿を的確に表現しておられます。2017/12/03

wattann

9
積ん読してあったのをふと手に取り読んでみた。自分は教師として 子どもにどんな力をつけていけばいいか日々悩んでいるが、 藤原さんのこの文章で少し光が見えてきて、気持ちを明るくさせてくれた。「納得解」自分の中でもキーワードになってくると思う。2012/01/09

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