内容説明
「料理研究家」じゃない「料理愛好家」がお料理について語ります。気どらず、無理せず、楽しく。手早く、安く、おいしく。ダシのとり方あり、手抜きの方法あり。笑顔と愛情が最高の調味料。
目次
「シロウトだから」がスタート地点
オリジナル料理第一号
母のステーキは天下一品
妻として・母として
ベロシップで家族の絆が強くなる
食材には人格がある
ダシのお話を基本から
味つけの楽しみ
手抜き料理もレパートリーのうち
オリジナル料理のヒント
お料理も好き、歌も好き
著者等紹介
平野レミ[ヒラノレミ]
東京生まれ。シャンソン歌手、料理愛好家として元気印の講演会やエッセイ執筆を行う。NHK「きょうの料理」などテレビ、ラジオでも活躍。また、キッチングッズの開発も手掛け、万能フライパン「レミパン」は大ヒット商品に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
19
図書館本。料理愛好家(本業はシャンソン歌手で、料理研究家というにはおこがましいとのことでこの肩書き)の平野レミさんのエッセイ。テレビで拝見する明るくて朗らかなレミさんがそのまんま喋っているようで、読んでいて楽しかった。たとえ手抜きでも素材やお出汁の味を大切にして、愛情を込めて笑顔で楽しくお料理する。基本的なことだけど、仕事で疲れていたり時間に追われていたり、なかなか出来ていない自分にハッとさせられた。レミさん直伝の気負わず作れるおいしそうなレシピもたくさん載っていたので、試してみたい。2018/10/04
kuma suke
8
元気なレミさんのおしゃべりが聞こえてくるようで読んでて楽しくなる。挿絵がもちろん和田誠さんなのもGOOD!2014/05/01
夜兎
7
おしゃべりを聞いているかのような本だった。化学調味料って結局何なのだろう。よくわからないけど、多分その味は私の舌に染み付いてしまっているのだろうな…。2015/10/22
もけうに
4
最近色々な料理研究家さんの本を読んだが、とりわけ大らか大雑把でとっつき易い。親しみやすい文章で、レシピもざっくばらん。明るい性格が伝わってくる。思想性があり格調高いのも良いけれど、こういう気楽な感じも良い。2021/10/06
朔麻
2
なにか面白そうな本がないかな~と思って図書館を物色していたら、「平野レミ」の本が並んでいた。これは読むしかない。私は料理と言えない料理しかしないので参考になるかと読了。うん、無理。作ってみたいとは思うが、重い腰が浮かない。それでも、少し料理をする心構えに関しては考えさせられた。以前、ブロッコリーを丸ごと立てる料理を作っていたが、あれも「料理をすることを楽しむ」ことから始まっているのだなぁ。シャンソン歌手。2019/01/22
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