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ちくまプリマー新書
はじめの哲学

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480687333
  • NDC分類 104
  • Cコード C0210

内容説明

なぜ世界や私は、今ここにあるの?古今東西、さまざまな哲学者や思想家たちを悩ませ続けてきた人類史上最大の難問に、楽しく挑戦できる冒険物語のような入門書。

目次

はじめに 存在の国の冒険を始めるまえに
存在の国の八つの扉(存在の国の広さってどのくらいあるの?;めざすは「いちばん最初の根っこ」だ;科学も迷信のうちのひとつ?;意識をつかまえるのは誰?;存在の国の最大の迷宮はここだ;存在の国の外側へ出てみる方法は?;生きているから、すべてはある;死後にも世界があったら、どうするの?;真理はいつもふたつあった)

著者等紹介

三好由紀彦[ミヨシユキヒコ]
1958年東京生まれ。詩人、哲学者。紀元アカデミア代表。高校卒業後、元専修大学教授難波宏至氏(故人)に師事し、哲学、文学、語学等を学ぶ。1983年ウィーンに留学。語学やヨーロッパ文化等を学ぶ。1999年紀元アカデミアを設立。プラトンの学園「アカデメイア」に倣い、哲学や芸術の創造的拠点となることをめざす。また詩人としても閉塞的な現代詩の枠を超え、現代文明への批判精神に満ちたユニークな詩作を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みどるん

5
読みやすかった。ないものはないが言葉で説明できている時点でないではなくなるのならば、死と無は表現できないないであるはずがあるにならざるをえない。そのためにひつようとなる霊がなくなる仮定がよくわからなかった。自分で何を言っているかわからなくなったが考えることは大切だということで。2014/04/22

Kentaro

3
自分は死んだらどうなってしまうのだろう。こう悩んだら立派な哲学者の仲間入りだ。 太古の人間は、死んだら星になって天から自分達を見守ってくれていると言われれば素直に信じたかもしれない。世界の果ては海が滝のように落ち込んでいると言われても同じだ。そこまで見ることができない際までしか人間は想像できない。自分が今日は頭がいたいと感じることですら、隣の人には伝わらない。今見ている空が青いというのも本当に同じものを見て感じているかは究極的には分からない。 そんな存在感とは何かといった哲学に触れてみる入門書であった。2018/09/05

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

3
【ココロの琴線に触れたコトバ】この矛盾、つまり「『あるもの』を知るためには『ないもの』のことも知らなければならないが、『ないもの』を知ることなど絶対に不可能である」という矛盾こそ、私たちのこの存在の国の「いちばん最初の根っこ」への道の途上にある最大の難問なのです。これこそが存在の国の最大の迷宮なのです。この矛盾を解くことができない限り、私たちはあの存在の国の「いちばん最初の根っこ」にたどり着くことはできないのです。2015/10/26

calaf

3
死後の世界があるかないかが重要。でもそれは、生きている我々には原理的に分からない。2011/05/02

調“本”薬局問悶堂

1
『哲学』は味深い分野。 子供の頃に考えていた“不思議”はかなり哲学的な領域。 でも、それらは頭の中でなかなかリンクしない。 それらが自然にリンクしたとき、哲学に一歩足を踏み入れるのかもしれない。 私にとってはまだ本を読んで「あぁ、あれって哲学的な領域だったのだな」と気づく程度。 『存在(ある)』とはどういうことか?が私にとっては最大のテーマ。深く、果てしなく、面白い。 《2020年5月 登録》2006/03/23

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