内容説明
超高機能ロボットとの共存や、宇宙への進出がリアリティを増してきた現代。「人間」のアイデンティティも大きく揺らいでいる。「心ある者」とはいったいなんなのか?人類の未来を、これからの倫理を、どのように構想すればいいのか?アシモフをはじめとしたSF作品を手がかりに考える。
目次
第1章 なぜロボットが問題になるのか?
第2章 SF作家アイザック・アシモフ
第3章 宇宙SFの歴史
第4章 ロボット物語―アシモフの世界から(1)
第5章 銀河帝国―アシモフの世界から(2)
第6章 アシモフと人類の未来
著者等紹介
稲葉振一郎[イナバシンイチロウ]
1963年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、岡山大学経済学部講師、助教授を経て、2001年明治学院大学社会学部助教授、2005年より同教授。社会哲学を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件