ちくま文庫
大衆食堂パラダイス!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480428592
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

そこは上京者の故郷。そして日本人が近代このかた食べてきたものの、記憶の集積所。「大衆食堂」の愉しみ方ガイド。気取らず、力強く飯を食え!

内容説明

「大衆食堂」…上京者にとっては、消えてしまった故郷に最も近い場所。サバ味噌定食と、うどんとカレーとステーキと、ジュースが平気でならぶその場所はまた、日本人が近代このかた何を食べてきたのかを示す、記憶の一大集積所でもある。そんな日本の「大衆食堂」の数々をめぐって紹介し、その魅力、愉しみ方、めしくう快楽を語りつくす。日本人よ、今こそ、気取らず力強く飯を食え。

目次

第1章 望郷食堂編 食べればしみじみ故郷(わが望郷食;食べればしみじみ故郷の食堂たち)
第2章 ぶらぶら食堂編(1)通りがかりの食堂とめしとまち(ビフテキも大衆めし(東京都北区・天将)
神戸、大衆食堂は街の生きものだ(神戸市・皆様食堂ほか) ほか)
第3章 ぶらぶら食堂編(2)大衆食堂の影を慕いた(悩ましい大衆食堂(東京都台東区・神谷バーと中央区・たいめいけん)
江戸期の残像(長野県小諸市・一ぜんめし 御休處 揚羽屋) ほか)
第4章 追憶食堂編 変わりゆくまちと大衆食堂(場所の記憶。変貌する戦後闇市跡と大衆食堂;老いと、再開発と ほか)
第5章 ウンチク食堂編 大衆食堂の楽しみ(大衆食と「普通にうまい」。大衆食堂が伝える近代の食事と味覚;トラッドな外めし、大衆食堂の楽しみ方 ほか)

著者等紹介

遠藤哲夫[エンドウテツオ]
1943年新潟県六日町(現・南魚沼市)生まれ。通称「エンテツ」。「大衆食堂の詩人」といわれる。美食も粗食も贅沢も清貧もふみこえて、庶民の快食を追求。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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