内容説明
能楽師が、80~90歳になっても颯爽と舞っていられるのは、表層筋だけに頼らない独特の「所作」による。「すり足」「新聞パンチ」「ストロー呼吸」などのエクササイズによって、大腰筋を鍛え、呼吸を深くすることで、集中力がつき、持久力のある身体になる。心と体を変えるエクササイズ。文庫化にあたり、新たに呼吸法を加筆した。
目次
第1章 なぜいま「和の所作」なのか(子供たちの様子がおかしい;衰える一方の子供の運動能力 ほか)
第2章 深層筋の働きと呼吸(表層筋と深層筋;大腰筋を活性化せよ ほか)
第3章 姿勢を整える「和の所作」(すべての基本は姿勢から;明治維新は姿勢が決め手だった? ほか)
第4章 身体能力を高める「和の所作」(大腰筋を意識する;腹筋の鍛えすぎに用心 ほか)
第5章 心を鍛える「和の所作」(日本人の心は腹にあった?;声はよくも悪くも「越える」こと ほか)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956年生まれ。能楽師、公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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