目次
純情小曲集
月に吠える
青猫より
定本青猫より
氷島より
散文詩・詩的散文
宿命より
非論理的性格の悲哀
自転車日記
秋宵記
叙情詩物語
ダークあやつり人形印象記
日清戦争異聞
ウォーソン婦人の黒猫
猫町
日本への回帰
小泉八雲の家庭生活
悲哀の歌人式子内親王
郷愁の詩人与謝蕪村
著者等紹介
萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886‐1942。群馬県前橋の生まれ。熊本の五高、岡山の六高をともに中退。音楽に親しみ、マンドリンを習う。二十七歳のとき北原白秋の雑誌『朱欒』に詩を発表、大正6年(1917)抒情詩五十五篇、長篇詩二篇を選んで「月に吠える」を刊行、第二詩集は六年後の「青猫」。さらに「郷土望景詩」、「氷島」へとつづく作品によって日本の近代詩を確立した。ほかに小説「猫町」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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