内容説明
短編小説の名手のとっておきの傑作集。
著者等紹介
芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892‐1927。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集「羅生門」によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
56
改めて芥川の世界は面白いと思わされました。鋭い文章が刺さる感覚が好きです。何度読んでも芥川の世界は自分を引き込みますね。2022/03/02
優希
48
読み始めてすぐに芥川の世界へと引き込まれました。有名な作品が殆どですが、何度読んでも面白いです。初めて芥川を読む人でもこれはお勧めできるかなと。2023/03/25
優希
47
何度読んでも、読み始めてすぐに芥川の世界へと引き込まれます。有名な作品が殆どなので、はじめて読む人には良いですね。どの作品も面白かったです。やはり芥川好きです。2024/04/02
優希
46
読み始めるとすぐに芥川の紡いだ物語に引き込まれます。やっぱり芥川は面白いと思わせられました。一言一言が体に刺さる感覚があります。凄い作家だと思わずにはいられません。2022/08/15
かごめ
22
人間の陰の部分に揺さぶりをかけ追い詰める。その時の心情次第ではかなり辛い。「河童」途中で読了。遺書めいた「或る阿呆の一生」は読めなかった。学生時代から芥川は発狂することを恐れていたと思っていた。再読してもその印象は変わらない。なぜ、そんな辛い一生に耐えたのだろう。発狂するのを待っていたのだろうか。発狂できないために自死したのだろうか。それならばもっと早く自死を選んでも良かったのではないかと、今なら思う。2018/06/01
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