ちくま文庫<br> がんがん焼肉もりもりホルモン

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ちくま文庫
がんがん焼肉もりもりホルモン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480422293
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0177

内容説明

まずはロースにカルビにタン、それから…ミノにハチノスにコブクロ、テッチャンも追加してーっ。焼肉・ホルモンを食べると、暑さも寒さもヘッチャラ、夏バテ、風邪、ジメジメ季節の陰鬱な気分さえもブファーと吹き飛ぶ。おいしい店の見分け方から肉の名称図解まで。煙もくもくの中、熱々の肉を頬張れば、パワー全開、鼻息ふんふん。

目次

第1部 関東モツ肉道
第2部 全国モツ肉の旅はるか
第3部 時間はなくてもしっかり食べたい(お持ち帰り焼き鳥の悦楽;愛とエネルギーがあふれる肉丼)
巻末特別対談 辛酸なめ子さんを迎えて 米を食いたい男、オシャレに食べたい女(於・小岩/楊州飯店)

著者等紹介

今柊二[コントウジ]
1967年愛媛県生まれ。横浜国大卒。独自の世界観を厳しく放出する「畸人」の生態を観察・報告する畸人研究学会主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐久間なす

47
焼肉とホルモンを中心に、さまざまなお店を食べ歩いた著者による食レポ。 高級店巡りではなくて、誰でも気軽に行ける庶民的で安いお店巡りだったのがよかったです。 著者が食べ歩くお店はどれも本当においしそうなので実際に訪れて、タイトルのように焼肉をがんがん食べたり、ホルモンをもりもり食べてみたくなりました。 食べ歩きや飲み歩きが大好きなサラリーマンの日常をちらりと覗き見たようで、面白かったです。2013/04/10

ホークス

38
2006年刊。定食評論家の今氏が書きためた焼肉、ホルモン、焼鳥などの実食記。明るい文章で読みやすい。桜鍋、豚足、どて焼きや松屋の定食まで、全体に安い。著者はあまり飲めないから、居酒屋でもチョビっと飲んではバクバク食べる。明治以来の軍都、横須賀の『ホルモン秘史』はちょっと異色。敗戦で軍関係の工場が無くなり、職工の食べていた串焼きが新たな産業となる。ムゴい史実も含めて著者は平明に語る。庶民文化に通じていながら語り過ぎず潔い。新世界や鶴橋のディープ関西、故郷である四国の話も楽しい。肉の匂いで胸がいっぱいになる。2023/03/21

めんま

22
がんがん焼肉、もりもりホルモン。タイトルだけで元気になる。そんなタイトル通り、著者が食べ歩いてきた各地の焼肉屋、焼鳥屋、ホルモン焼を紹介するエッセイ。どこもお手頃価格で美味しそうだが、今でも営業しているかどうか‥。2021/11/10

たなかはん

5
筆者の定食の本は以前読んで、東京に出張に行った時の参考にさせてもらったことがある。平易な文章で読みやすく、ブックオフでこれが100円で売っていたので暇つぶし本に購入。定食は色々なバリエーションで楽しかったが、焼肉・ホルモンは範囲が限定されてしまっているせいか、いまひとつ楽しめない。でも食いしん坊の自分にとって暇つぶしには良本。2018/10/07

タカラ~ム

3
定食評論(?)の第一人者である著者による焼肉とホルモンにまみれた1冊。全国の焼肉、ホルモンの店に足を運び、スタミナいっぱいの焼肉で白いごはんをハフハフと口に運べばまさに至福のひととき。酒はちょっと弱いけれど、ウマイ肉はそんな下戸男子でも大きな度量で受け止めてくれる。元気がないときには元気を与えてくれる食べ物なんだろうな、焼肉って。2012/10/21

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