ちくま文庫<br> 質問力―話し上手はここがちがう

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ちくま文庫
質問力―話し上手はここがちがう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421951
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0181

内容説明

話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。

目次

第1章 「質問力」を技化する(「質問力」を鍛えるトレーニングメニュー;「質問力」の達人になる)
第2章 いい質問とは何か?―座標軸を使って(「具体的かつ本質的」な質問を意識する;頭を整理させてくれる質問 ほか)
第3章 コミュニケーションの秘訣(1)沿う技(「うなずき」から「言い換え」へ;相手に共感して深めていく「沿う技」 ほか)
第4章 コミュニケーションの秘訣(2)ずらす技(相手に沿いつつずらす技;ずらすコツは具体と抽象の往復運動 ほか)
第5章 クリエイティブな「質問力」(ダニエル・キイスと宇多田ヒカルの共感;相手の経験世界に沿うクリエイティブな「質問力」 ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)が話題を呼ぶ。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

63
この1冊で齋藤先生のファンになった。/「初めて出会う人と、どれだけ短い時間で濃密な対話ができるか。ここに社会で生き抜く力の差が生まれてくる」。質問内容のレベルが低いとダメだと判断され、例え実力があっても発揮されない。建築家でプレゼンテーション能力が低ければ家を建ててくれない。それぐらい大切な能力!/問題を解く側にまわらず、作る側にまわると、簡単に解けてしまう。質問も同じ!/質問するということは文脈や、状況を把握する力が試される「質問力」のなさを決定付けるのは勉強不足相手に関する情報がなければ質問ができない2019/09/07

cockroach's garten

53
会話において質問は大切だ。質問の内容で自分がどれほど相手に興味を抱いているかを知れるから。しかし普段質問を熟考する暇などないに等しい。そんなことしていれば質問の機会を逸する。長き沈黙を恐れるが故、条件反射の如く矢継ぎ早に質問を出す。そうすると、困ったことに至極どうでもいい質問をしてしまい、良かれと思っていたのに却って場の空気を悪くしてしまうことがある。本書は役立つのはごく僅かかもしれないが、質問を論理的観点から考えることの出来る良書だと思う。それは質問が人間関係を円満にするなくてはならない潤滑油だから。2017/06/15

Nobu A

45
齋藤孝先生著書数え間違えがなければ4冊目読了。特筆すべきは(私も敢えて「力」を使って)造語力と理解促進の喩え方。様々な認知活動が起きるインタビューを含む対話。質問に焦点を当て、その意義と活用及び実践方法を指南。実際のインタビューを幾つか取り上げ、会話分析と明晰な考察。「沿う技」「ずらす技」等、鬩ぎ合いを彷彿させる表現と座標軸で可視化。質問の重要性を再認識。会話中、質問力で主導権を握ることにもなるが、支えるのは語彙力を含む高い教養でもある。当意即妙に出来るかどうかは懐疑的。でも、何事も初めの一歩が大切。2022/02/01

kiisuke

37
「質問」ということに改めて意識を向けて振り返るといつも行き当たりばったりで無意味な質問を繰り返している自分が情けなくなってしまいますが、質問次第でコミュニケーションの質はいくらでも高めることができると思うとワクワクします。質問するときに意識すべきことを幾つかの座標軸で示してあり実にわかりやすくイメージしやすい。反省いっぱいで恥ずかしくなるほどでしたが質問の大切さをガツンと思い知らせてもらえてすごく有難かった。ここに挙げられている対談集のような優れたコミュニケーションのできる大人(内面での)を目指したいです2016/05/08

TomohikoYoshida

33
コミュニケーションの本質をとらえた本。前半では、質問力の鍛え方や、いい質問とは何かを解説している。後半はかなり高度な事例になっていて、コミュニケーションの達人のやり取りの抜粋と解説である。いきなり達人レベルを解説されても、近づくことしかできないんじゃないかと感じてしまった。気が向いたら(向かないと思うけど)、流し読みでもして復習するかもね。2020/08/15

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