ちくま文庫
大衆食堂

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421272
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0177

内容説明

ふっくらゴハンに、サバ塩焼、肉ジャガをプラスすれば言うことなしの大満足!マニュアル化された外食チェーン店にはない味と雰囲気で今日も私たちの胃袋を満たしてくれる大衆食堂の魅力とは?店主の個性がそのまま味となり、メニューとなり、お客の顔がほころんでゆく。そんな選りすぐりの名店の数々を紹介する。また大衆食堂の歩みをたどることで、そのすべてがわかる。

目次

第1章 満足、納得の大衆食堂探訪東へ(月よし食堂(勝どき)
タイガー食堂(銀座一丁目) ほか)
第2章 満足、納得の大衆食堂探訪西へ(もり川食堂(本郷)
めし処千草(西新宿) ほか)
第3章 大衆食堂とは何か―その成立と魅力(好きでなきゃできない商売;茶漬け一杯で一五万円! ほか)
第4章 大衆食堂&大衆料理のルーツと傾向(大衆食堂の元祖「須田町食堂」から「聚楽」への道のり―(株)聚楽・秘書室長青木勇さん
「須田町食堂」の創業者・加藤清二郎の経営哲学―(株)聚楽・元秘書室長清水貞夫さん ほか)
第5章 年表にみる食事処の歩みと今(室町末期に原形が成立;安政から明治・大正へ―大衆食堂の台頭と洋食の普及 ほか)

著者等紹介

野沢一馬[ノザワカズマ]
1947年、宮城県生まれ。業界紙の記者を経て、映画誌『ザ・スターダスト』創刊。現在、フリーのライター&エディター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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安国寺@灯れ松明の火

12
東京の大衆食堂約20軒のレポート。後半は大衆食堂の歴史について。炊きたての白米を何よりも愛する定食主義者・ドンブリストとしては、「大衆食堂」という響きだけで胃袋が激しく共鳴します。地方は車社会のせいか、もしくはターゲット層そのものが乏しいのか、なかなかこういう店は周囲に見当たりません。学生の頃に通った店を懐かしく思い出すばかりですが、都市部でもファーストフードやファミレス、コンビニに押されて業界自体が縮小しているという現状は、時代の流れとはいえやはり寂しい気がします。2010/11/02

藤枝梅安

0
東京都内の大衆食堂を取材。それぞれの店の全メニュー掲載!!大衆食堂の歴史もわかる。2009/01/11

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