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ちくま文庫
ノヴァーリス作品集〈3〉夜の讃歌・断章・日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480421241
  • NDC分類 948
  • Cコード C0198

内容説明

ドイツ・ロマン派の「天才」(ベンヤミン)ノヴァーリスの多岐にわたる作品を、本邦初訳も含む新訳で編む文庫初のコレクション。第3巻は、神秘的なまでに深い感性の奔出「夜の讃歌」と、今こそ斬新なエンサイクロペディア的企図「一般草稿」の他、「聖歌」、「信仰と愛」、最後の「断章と研究」、「日記」等を収める。

目次

夜の讃歌
聖歌
キリスト教世界、またはヨーロッパ
信仰と愛
一般草稿―百科全書学のための資料集(一七九八‐九九年)
断章と研究一七九九‐一八〇〇年
日記

著者等紹介

ノヴァーリス[ノヴァーリス][Novalis]
1772‐1801。ドイツ・ロマン派の詩人・哲学者。本名フリードリヒ・フォン・ハルデンベルク。文学・哲学・宗教・政治・自然科学などをめぐって、創造的思索をめぐらし、フーコーなどの現代思想でも様々に言及されている

今泉文子[イマイズミフミコ]
東京大学ドイツ文学科博士課程満期退学。立正大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu

3
思索というものがもたらすものは何であるのか。その思索の世界はノブァーリスにとってどのようなものであったか。その深淵なる思索の大元にあるのは、婚約者の存在ではないか。読み進める中でノブァーリスにとってとても大きな存在であり、婚約者だけでなく弟も亡くしている。婚約者の死後に記された日記ではノブァーリス自身、自殺すら考えていたようである。自分自身も病弱であったために、誰にも邪魔されることのない思索という行為はノブァーリスにとって芸術であり、その思索から生まれた芸術は後世に多大な影響を与えているのではないか。2018/07/09

こたろー

3
いい……凄くいいよ……2011/09/17

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