ちくま哲学の森 〈8〉 生きる技術

ちくま哲学の森 〈8〉 生きる技術

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480300089
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

目次

空気草履(古今亭志ん生)
大寅道具ばなし(斎藤隆介)
対談(浪花千栄子・徳川夢声)
いろはだとえ(モラエス)
新橋の狸先生(森銑三)
貨殖列伝(司馬遷)
高利貸に就いて(内田百〓)
ハリー(W・サローヤン)
饒舌について(プルタルコス)
嘘つきの技術の退廃について(マーク・トウェイン)
結婚生活10則(サーバー)
僕の孤独癖について(荻原朔太郎)
ある〈共生〉の経験から(石原吉郎)
権利のための闘争 抄(イェーリング)
レッスンする世界(ロラン・バルト)
みずから考えること(ショーペンハウアー)
実存主義とは何か 抄(サルトル)
邪教問答(林達夫)
気ちがい病院からの出発(チェスタトン)
随想録より(モンテーニュ)
ケニヤ山のふもと(ケニヤッタ)
サーメのくらし(ユーハン・トゥリ)
老子 抄(老子)
日本の理想(唐木順三)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青空見上

1
ショーペンハウアーのみずから考えることは特に自分への教訓となった。ただ読んで理解するだけではいけない。自分の頭で考えることの重要性を再認識できた。 知り合いに、本の知識ばかり語って「あの人はこう言ってた」、「あの人はこうした」と口にする人がいるけど、結局自分の意見がない。 こういう人が増えていることにショーペンハウアーも感じるものがあったのかもしれないと思った。2018/02/14

メイロング

0
がっつり哲学からやわらかいのまで揃っていて飽きさせない。全く歯の立たないものでも、時間をおいてもう一度読んでみたら印象が変わりそう。ところで文庫版ではサルトルが外されていたけど、両者の間で何があったのやら。2014/06/28

がんもどき

0
図書館本。 浪花千栄子の対談には、生きるって確かにその時その時を必死になって生きていくことだよなとしみじみ思わされた。「みずから考えること」ではガツンと頭に一撃を食らったような気分にさせられ、ラッセルがいかに老いるべきかを書いていることにくすっとさせられ。むつかしくて読みにくいものから読みやすいものまで自身がどう生きていくかが書かれている。2020/08/21

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