ちくま日本文学全集 〈044〉 梅崎春生 梅崎春生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16X12cm
  • 商品コード 9784480102447
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

112
直木賞】短編集。ボロ家の春秋。蜆、輪唱、Sの背中、突堤にて、春の付き、赤帯の話、眼鏡の話、桜島、法師蝉に学ぶ、チョウチアンコウについて、解説:中野翠。年表あり。受賞作ボロ家の春秋、同居人との不思議な関係。おかしな人達はいるが、凶悪な人達ではないところがほっとする。2014/09/07

ehirano1

78
「蜆」が印象に残りました。人間というかその何とも言えない暗部というか、上手く表現するのが難しいのですが、何が底にあるのかわかない深部というのでしょうか、そういったモノをダイレクトに読者に露わにしてきます。古典恐るべし!2018/05/13

優希

45
再読です。市井のユーモアと自らの戦争体験を描いていますが、どの話もどこかクスリと笑えるものがあるんですよね。2023/11/14

優希

44
とぼけていて、ユーモアがありました。どんな状況さえも思わず笑いがこみ上げてくるようです。2022/04/04

kozy758

9
著者の初読書。辞書ひきまくった。読みやすい文体ではある。『Sの背中』『赤帯の話』『チョウチンアンコウについて』が好きであり、『ボロ家の春秋』『桜島』は佳作だと思う。「赤帯」の本当の正体と行先が気になる。彼は意志が強く、お別れのプレゼントもシベリアらしく、野性的だ。愛がある。また『桜島』の文体はきびきびしていて読みやすかった。2017/11/18

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