出版社内容情報
ちくま日本文学全集10 開高 健
目次
流亡記
二重壁
声だけの人たち
笑われた
ベトナム戦記より
“ベン・キャット砦”の苦悩
戦場の博物誌
まずミミズを釣ること
一匹のサケ
河は呼んでいる
年譜
【解説: 大岡玲 】
目次
流亡記
二重壁
声だけの人たち
笑われた
ベトナム戦記より
“ベン・キャット砦”の苦悩
戦場の博物誌
まずミミズを釣ること
一匹のサケ
河は呼んでいる
年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
syota
27
開高健は初めて。小説、ドキュメンタリー、エッセイ計9編が収録されている。ダントツでよかったのは、ベトナム戦争の最前線を描いた『“ベン・キャット砦”の苦悩』。米軍や南ベトナム軍兵士と寝食を共にしながら本音を聞き出した迫真のルポだ。ベトナム戦争については米軍、ベトコンそれぞれの側から優れた作品が書かれているが、これは、当事者の書いたそうした作品にも十分伍していける秀作だと思う。ほかのドキュメンタリーやエッセイも巧みな語り口で読み応えあり。一方、3編収録されている小説は、残念ながらあまり好きになれなかった。2018/11/11
ラウリスタ~
3
この人の本は初めて。小説やらエッセイやらがごった煮状態。小説は悪くないと思うんですが、エッセイは釣りの話ばっかり。釣りはしらないんですよ2010/03/27
N.TANAKA
2
残念ながら自分にはまだ純文学を読むのは速いというのがわかりました。2016/12/10
Kafuku
0
「流亡記」 開高健の作品で最も好きな小説。
vagabond
0
大岡玲の解説が印象に残った。躁状態がもたらす「外へ」向かう大きなエネルギー!2018/12/11