新・ちくま文学の森 〈5〉 こどもの風景

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新・ちくま文学の森 〈5〉 こどもの風景

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  • サイズ B6判/ページ数 407p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480101259
  • NDC分類 908
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

118
この巻には様々な子供に関する話が収められています。ヴァージニア・ウルフ、チェーホフ、モルナール、タゴール、ヘミングウェイ、カポーティ―、漱石、武田百合子、幸田文、森銑三、太宰治などありますが、私が印象に残ったのはウィリアムズの「力づく」が医者と患者の娘の話で笑ってしまいました。小泉八雲が英語教師のときの教え子の話もいいものです。谷崎の「小さな王国」は何度も読んでいますが秀作です。2018/07/22

メタボン

24
☆☆☆ 再読の「O.ヘンリー・赤い酋長の身代金」はやはりがきんちょの暴れっぷりが痛快で面白い。「ヴァージニアウルフ・波」はかなり難解だった。父の命日に胡桃を割る感触にしみじみとした思い出が込められている「永井龍男・胡桃割り」。少年期の叔母や女中たけとの交流が印象深い「太宰治・思い出」。幼い子供たちの遊びが残忍な結末を迎える「ソログープ・子羊」。既読の「谷崎潤一郎・小さな王国」「夢野久作・人の顔」「岡本かの子・蔦の門」は今回はスルー。2017/12/02

訪問者

3
森銑三「お栄という幼児」、中野重治「孫とおばば」、永井龍男「胡桃割り」、タゴール「小さな逃亡者」、太宰治「思い出」、O・ヘンリー「赤い酋長の身代金」、谷崎潤一郎「小さな王国」、カポーティ「ミリアム」と珠玉の名作ばかり。2023/11/06

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