出版社内容情報
動物に心はあるか、ロボットは心をもつか、そもそも心はいかにして生まれたのか。いまだ解けないこの謎に、第一人者が真正面から挑む最良の入門書。
ダニエル・C・デネット[デネット,ダニエル・C]
土屋 俊[ツチヤ シュン]
内容説明
動物に心はあるか、機械は心をもちうるか、人間の心はどのように発達してきたか―古代から人々を魅了してきた、「心」をめぐるさまざまな謎。はたして、今日の哲学や科学はどこまでそれを解明できたのか。デネットは、認知科学や生物学など多種多様な学問の成果を精力的に取り込みつつ、研究の新局面を切り拓いてきた、現代を代表する哲学者である。一般向けの講義をもとにした本書で、彼は進化論的な着想にもとづき、心はどのように誕生し、発達を遂げたのかを明らかにしていく。いまだに解決困難な心の謎を、世界的権威がこのうえなく平明に解きほぐす、最良の入門書。
目次
1 さまざまな種類の心
2 そこに意識は存在するか
3 身体と心
4 心の進化論
5 思考の誕生
6 わたしたちの心、そしてさまざまな心
著者等紹介
デネット,ダニエル・C.[デネット,ダニエルC.] [Dennett,Daniel C.]
1942年生まれ。アメリカの哲学者。ハーヴァード大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号を取得。タフツ大学教授、同大学認知研究センター共同ディレクター。心の哲学の第一人者であり、認知科学者としても知られる
土屋俊[ツチヤシュン]
1952年生まれ。大学改革支援・学位授与機構研究開発部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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