出版社内容情報
内容は後日登録
内容説明
西洋名画の数々を鑑賞しながら、キリスト教の隠された秘密に触れる、楽しい3冊シリーズ。第1弾は「新約聖書」篇。イエスを殺害したのは「何者」か、「最後の晩餐」のメニューは何か…。マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四福音書に書かれたイエスの物語と、謎が謎を呼ぶヨハネの黙示録。おなじみのエピソードや魅力に満ちた画題を、美術はどのように解釈し、描いてきたのか。そこから浮かび上がる数々の謎と知られざる真実とは?!カラー口絵付、図版多数の学芸文庫オリジナル。
目次
第1章 洗礼者ヨハネの登場
第2章 イエスの誕生と幼年時代
第3章 ガリラヤのイエス
第4章 十字架に架けられたイエス
第5章 復活したイエス
第6章 ヨハネの黙示録
第7章 最後の審判
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著者等紹介
秦剛平[ハタゴウヘイ]
1942年生、現在、多摩美術大学教授、オックスフォード大学客員研究員、ヨセフス・セミナー運営委員、ヘレニズム・ユダヤ教部会運営委員(聖書文学協会、アメリカ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
19
著者は、反クリスチャンなのかな?もっと大きな写真だったり、カラーだとよかったのにと思いました。絵画サイトの紹介はよかったです。2018/04/17
Ai
6
面白かったです。著者のブラックユーモアというか、聖書の矛盾点などにツッコミを入れてて、クスリと笑えます。付録のような感じで、美術関係のサイトの紹介とその使い方が丁寧に解説されていて、そのサイトを知ることができたことがめっけもんでした。2017/02/05
gonta19
4
2009/10/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2011/6/26〜7/13 子どもの頃から何故か中世のキリスト教絵画が好きで、こういう本があるとつい買ってしまうのだが、ちくま学芸文庫ということでまじめな本かと思いきや、なんだか著者の秦氏はどういうつもりで本書を書いたのであろうか。何とも残念な感じの本である。2011/07/13
ikatin
3
中世ヨーロッパであれば発禁処分間違いなし?批判的・懐疑的を公言してはばからない分、面白いところも多々ある。少なくともこれまで全く理解していなかった宗教画を注意深くみる姿勢はもらった気がする。2011/09/24
ジュンジュン
2
ユーモラスすぎる語り口は、著者の授業風景を髣髴とさせるが、概説書としてはどうなんだろう?本書の特徴の一つだとは思うが。気になる点をひとつ…かなりの数の絵画を載せてくれているが、解説だけして「あとはウェブで検索」というのもかなりある。それならいっそ紹介しなくてもいいのでは?と思ってしまう。2018/08/07