ちくま学芸文庫<br> 言海

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言海

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  • サイズ 文庫判/ページ数 1349/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480088543
  • NDC分類 813.1
  • Cコード C0181

内容説明

近代的なスタイルの国語辞典の第1号『言海』は、「読める辞書」としても絶大なる人気を誇ってきた。語釈には「堂々めぐり」がほとんどなく、意味の本質に迫るキリッとした名文づくし。とりわけ動物・植物・鉱物などの語釈がシブい。ユーモアすら漂う。明治時代の俗語もまじり、方言などの注記もある。用例も豊富で、古典のアンソロジーのような一面も。巻頭の「語法指南」は日本最初の近代的な文法書として愛用された。明治のことばの辞典として、また古語辞典としても役に立つ。国語辞典として使うための詳しい解説つき。縮刷版(明治37年)の内容をそのままの大きさで覆製。

著者等紹介

大槻文彦[オオツキフミヒコ]
弘化4年(1847年)江戸生れ。蘭学者・大槻玄沢の孫。大学南校(東京大学の前身)に学び、文部省に勤める。17年を費やして『言海』を完成させた。宮城県尋常中学校(県立仙台一高の前身)校長、国語調査委員などを歴任。文学博士、帝国学士院会員。昭和3年(1928年)、『大言海』編纂中に死去
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayumi Katayama

22
「この通り、『言海』が文庫の形で読めるようになった」。武藤康史氏による解説の第一文である。「言海」は近代国語辞書の始まりと言われる。明治八年。文部省より日本辞書編輯の命を受けたことに始まる。初版は明治二十二年。大槻文彦独りで成し遂げた。その労苦は「ことばのうみ の おくがき」に記されている。「言海」は一つの句で終わり一つの英文が添えられている。「敷島ややまと言葉の海にして拾ひし玉はみがかれにけり 後京極」「There is nothing so well done, but may be mended.」2020/11/03

双海(ふたみ)

18
近代的な国語辞典の第一号「言海」。大槻文彦:弘化4年(1847年)江戸生れ、蘭学者・大槻玄沢の孫。中身はこんな感じ・・・「あやめがひ(イ) 菖蒲貝:蛤ノ類、色、紫ナリ、三ツ寄スルトキハ、はなあやめノ花ニ似タリ。」2017/05/14

メルセ・ひすい

4
13-87 赤23 『言葉の海へ』と併読で是非堪能ください。 でも…覚悟が要ります… 文語体デス。 人生の時間を十分お持ちのかたは… 堪能できます。 どこを開いても 新たな発見が あなたをお待ちしております。大槻先生が 生涯を捧げた辞書です。  拝!                              2010/05/15

flatscan

3
『言海』解説 武藤康史のページのみ読了。気が向けば言海の全ページを読んでみたい気もするが、今はここまで。たまに気になった単語を探してぱらぱらめくるのが楽しいと思う、きっと。解説の方は、なにげに夏目漱石がディスられてる気が。「ことばのうみのおくがき」が読みやすい文字サイズ・表記で再掲載されている。愛情の感じる解説も内容盛り沢山で、これのために、ちくま学芸文庫版を手にする価値がある。かも知れない。2017/04/22

お窓

2
ひとひとりによる編纂でできた辞書というのは、こうも血の通いが見えるものかと楽しくなる。〜のように思うがよくわからん、といった表現が出るたびなんだか却って納得してしまいます。なんという凄絶な使命感だろう。2018/08/13

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