ちくま新書<br> ウクライナ戦争

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ウクライナ戦争

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075284
  • NDC分類 319.380
  • Cコード C0231

出版社内容情報

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻した。21世紀最大規模の戦争はなぜ起こり、戦場では何が起きているのか? 気鋭の軍事研究者が、その全貌を読み解く。

●プーチンの野望とはいったい何か?
●戦場でいま何が起きているのか?
●核兵器使用の可能性は?
●第3次世界大戦はあり得るのか?
●いつ、どうしたら終わるのか?

歴史的事件の全貌を読み解く、待望の書き下ろし!

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、第二次世界大戦以降最大規模の戦争が始まった。国際世論の非難を浴びながらも、かたくなに「特別軍事作戦」を続けるプーチン、国内にとどまりNATO諸国の支援を受けて徹底抗戦を続けるゼレンシキー。そもそもこの戦争はなぜ始まり、戦場では一体何が起きているのか? 数多くのメディアに出演し、抜群の人気と信頼を誇る軍事研究者が、世界を一変させた歴史的事件の全貌を伝える待望の書き下ろし。

「大戦争は決して歴史の彼方になど過ぎ去っていなかった、というのが今回の戦争の教えるところであろう。テクノロジーの進化や社会の変化によって闘争の方法は様々に「拡張」していく。だが、それは大規模な軍隊同士の暴力闘争という、最も古典的な闘争形態が消えて無くなることを意味していたわけではなかった。」(本文より)

内容説明

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、第二次世界大戦以降最大規模の戦争が始まった。国際世論の非難を浴びながらも、かたくなに「特別軍事作戦」を続けるプーチン、国内にとどまりNATO諸国の支援を受けて徹底抗戦を続けるゼレンシキー。そもそもこの戦争はなぜ始まり、戦場では一体何が起きているのか?数多くのメディアに出演し、抜群の人気と信頼を誇る軍事研究者が、世界を一変させた歴史的事件の全貌を伝える待望の書き下ろし。

目次

第1章 2021年春の軍事的危機2021年1月~5月(バイデン政権成立後の米露関係;ゼレンシキー政権との関係)
第2章 開戦前夜2021年9月~2022年2月21日(終わり、そして続き;プーチンの野望 ほか)
第3章 「特別軍事作戦」2022年2月24日~7月(失敗した短期決戦の目論見;ウクライナの抵抗 ほか)
第4章 転機を迎える第二次ロシア・ウクライナ戦争2022年8月~(綻びるロシアの戦争指導;ウクライナの巻き返し ほか)
第5章 この戦争をどう理解するか(新しい戦争?;ロシアの軍事理論から見た今次戦争 ほか)

著者等紹介

小泉悠[コイズミユウ]
1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所客員研究員を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野)専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。著書に『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年、サントリー学芸賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

255
双方の被害がこれだけ拡大してもプーチンはなぜ退かないのか。それは彼の頑なで偏った歴史観に拠るのか? シャツ姿で自撮り映像を公開し続けるゼレンシキーという男がウクライナの抵抗を呼び起こし、プーチンの計算を狂わせたという指摘は(5章の新しい戦争論とも少し関わり)なるほどと思った。開戦後1ヶ月の粘りを見て西側諸国は重装備も含めた軍事援助を行い(ただし第三次世界大戦にならぬよう神経を尖らせつつ)今に至る。ほぼ証明されたロシア軍による虐殺、性的暴行は(ウクライナ側とて非の打ち所がないとは言えぬにせよ)到底許せない。2023/05/10

absinthe

177
2022年9月の本。ロシア・ウクライナの軍事衝突に関して、小泉先生が報道で語った事、その時に持っていた情報と持っていなかった情報。それらを踏まえ、どう考えどう発言したかが丁寧に解説されている。すでに部分動員令は発令され若者が線状に駆り出されていたロシア。兵器や兵站について、あまり知られていなかった背景も語られる。ハイテク戦争と語られることの多いこの戦争だが、どちらかというと旧態依然とした古い戦争にカテゴライズされる。2023/05/22

まーくん

168
ロシアと軍事の専門家として最近とみに注目されている小泉悠氏。豊富な専門知識で公開情報から状況を分析。ウクライナ戦争は未だ終息の見込みも立っていない。本書はあくまでも上梓された2022年9月時点の状況分析だが、その後の戦況展開は概ねその通り。双方、言い分はあろうが、ロシアが準備万端、動員をかけウクライナに侵攻したのだから正義はロシアにあるとは思えない。何がプーチンにそうさせたのか?ロシア・ウクライナの民族的一体性?ソ連邦崩壊に伴う各共和国の独立時の国境線修正?NATOの急速な東方拡大への危機感?⇒2023/01/15

岡本

154
Kindle。ロシアの専門家であり軍事研究者の著者がロシアによるウクライナ侵攻を纏めた一冊。22年9月に書かれた為、現在の状況と異なる点もあるが理解が深まった。著者の言う様に、大国の軍事的侵略が成功例となると日本にとっても都合が悪いので他人事とせず注視していきたい。2023/12/06

rico

148
戦争とロシアの専門家としての冷静な分析。始まるまでと昨年9月までの経緯。報道される断片的な情報が一つの絵になっていく。一方小泉さん自身のとまどいも感じられる。断言を避けつつ、何故にと問い続ける。具体的なことは思い出せないけど、報道番組で小泉さんが本気で怒ってたのを覚えてる。あとがきを読んで腑におちた。犠牲者はただの数ではない。それぞれの人生を生きていた人間だということが見えているのだ。戦いの終わりは見えない。戦争は始めるより終わらせる方が難しい。今はただ、この愚行が一刻も早く終わることを祈るしかできない。2023/01/27

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