ちくま新書<br> 愛読の方法

個数:
電子版価格
¥715
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ちくま新書
愛読の方法

  • 前田 英樹【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 筑摩書房(2018/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 15時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071736
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

見栄でするやたらな読書は人をどこまでも愚かにする――。本への軽信を免れ、いかに生きるべきかの問いに至る「愛読」の方法をとく。本ばかり読んでかえってバカになる人間が後を絶たない――。書かれたものへの軽信を免れ、いかに生きるべきかという問いへと真っ直ぐいたる「愛読」の方法をとく。

前田 英樹[マエダ ヒデキ]
著・文・その他

内容説明

本が読まれなくなり、基本的な教養すら欠いた人間が世に溢れるようになった―こう嘆かれるようになって久しい。でも、本を読めば人は賢くなれるものだろうか。もちろん、否である。見栄でするやたらな読書は、人をどこまでも愚かにする。私たちには、文字に書かれたものを軽信してしまう致命的な傾向があるからだ。どうすれば、このような陥穽から逃れられるのか?ショーペンハウエル、アラン、仁斎、宣長など古今にわたる愛読の達人の営みに範をとり、現代人が本によって救われる唯一の道を示す。

目次

第1章 本とは何であったか(本などなくてもいい;「人文系」は無用か? ほか)
第2章 文字という“道具”を考える(“道具”が出現したこと;生存競争に勝つための道具と自然の働きのなかに入り込むための道具 ほか)
第3章 生きる方法としての読書(デカルト『方法序説』;デカルトの愛読者アラン ほか)
第4章 愛読に生きよ(字義を忘れる道;仁斎から徂徠へ ほか)

著者等紹介

前田英樹[マエダヒデキ]
1951年大阪生まれ。批評家。中央大学大学院文学研究科修了。立教大学現代心理学部教授などを歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
何でも読めばいいということではなく選んで読書をすべきだ、ということをご自分の読んだ本を紹介しつつ言われています。私などには耳の痛いことをいわれている気がします。「狐」こと山村修さんの本を思い出しました。私はまだまだそこまで達観できないのですが、もう少ししたらじっくり本を選んでいこう(300冊を選んでいるのですが)とは思っています。2018/10/12

佐島楓

68
ハウツー寄りの本かと思い手に取ったが、哲学を引きながらの文明批評だった。まあ「愛読の方法」はひとに教わるものではないが。2018/10/18

なかしー

47
今、私の読書の読み方、心のあり方、選び方についてこのままで良いのだろうか?と考えている途中だった時に軽い気持ちで手に取った。 本音を言うとタイトルより自己の読書経験から愛読書を選ぶ方法を説いた本ぐらいと高を括ってましたが、読了後は著者にはお見逸れ致していました、本当にすいませんと言う気持ちになった。 内容は古典から愛読書とは?愛読とは?読書とは?と考える本。 一度読んだだけではどうしても良書は本から来ると言う納得がいかない。2019/01/03

じろー

36
前半は読書論という趣きで比較的分かりやすく、共感もできる。後半のデカルトがどうの、伊藤仁斎がどうの、は難解でもあるし、興味もない。この後半部分はおそらく著者自身の「愛読」の産物である。ただ自分にとってはそんなものを見せられてもどうしようもない。大学の文学部の先生による読書論なのであまりに偏りがあるし、「愛読」を必要としている人がどれだけいるか疑問である。状況上、なにも「愛読」でなくても読んだ方が良い場合というのは無数にあると思う。著者の言っている事は良く分かるが、普通の読書を批判しすぎであると感じた。2019/05/18

ロマンチッカーnao

31
本は批判するために読むのではなく、多読し、読んだ気になるのは愚かな自分を作る。良書に出会えば、素直な気持ちで何度も何度も読み返し、自分がその本を生きるつもりで読む。本との付き合い方のひとつ。良い本でした。2019/02/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13116504
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。