ちくま新書<br> 消費大陸アジア―巨大市場を読みとく

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ちくま新書
消費大陸アジア―巨大市場を読みとく

  • 川端 基夫【著】
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  • 筑摩書房(2017/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069849
  • NDC分類 675.2
  • Cコード C0233

出版社内容情報

中国、台湾、タイ、インドネシア…いま盛り上がるアジア各国の市場や消費者の特徴やポイントを豊富な実例で解説する。成功する商品・企業は何が違うのか?

内容説明

増加する訪日観光客、喧伝される中間層の増加、進出が続く日本のメーカーや飲食店…アジアの市場・消費が注目されてから久しいが、その重要性はますます高まってきている。中国、台湾、タイ、ベトナム、インドネシアなどアジア各国で長年調査してきた著者が、各地に進出した日本企業の成功と失敗の豊富な事例から、その成否を左右するアジア市場固有の論理を読みとく。日本企業の海外展開や訪日観光客誘致のポイントを知りたい人はもちろん、アジアの地理や文化に関心がある人も必読の一冊!

目次

序章 世界は意味と価値のモザイク
第1章 ポカリスエットはなぜインドネシアで人気なのか?―「意味」と「価値」の地域差
第2章 ドラッグストアに中国人観光客が集まる理由―「意味」と「価値」を生み出す社会の仕組み
第3章 意味づけを決める市場のコンテキスト―日本人が知らない「脈絡」
第4章 アジアの中間層市場―意味づけと市場拡大
終章 アジア市場の論理―市場のコンテキストに迫るために

著者等紹介

川端基夫[カワバタモトオ]
1956年生まれ。関西学院大学商学部教授。専門は、国際流通論、アジア市場論。大阪市立大学大学院修了。博士(経済学)。アジア・太平洋賞特別賞、日本商業学会賞優秀賞、日本フードサービス学会賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

39
世界の市場は多様でモザイク状である。マクドナルドはアメリカでは安くてディナータイムに子供が入れる貴重な店。インドではハレの日の食事の場。中国では子供の誕生パーティー用。日本企業も「意味と価値」の壁に直面している。吉野家は国により違うカウンターの意味に苦労した。重要なのは「意味づけ」に至る文脈。例えば屋台は、食材や調理を直接見てリスクを判断できる。故に自己責任の国では「安心」の文脈上にあり、必ずしも店舗が優位ではない。中間層の多様性と、巨大な階級消費の話も面白い。中古ピアノは中国に行ってるんだ! 2018/12/09

はるわか

15
どうしたら商品の価値が現地の消費者に伝わるか。標準化と適応化のバランス。世界は意味と価値のモザイク。一つの同じ商品や店舗が世界のそれぞれの市場でまったく異なる意味と価値を持つことが世界のあちこちで生じている。意味と価値の地域差、ポカリスエットとインドネシア、価値をもつシーンの発見、意味次元の適応化。意味づけを変更することで価値を伝えるアプローチと、価値を理解してくれる相手(市場)を選びなおすアプローチ。社会の仕組みが意味づけをもたらすケース、中国の貧弱な医療制度と日本のドラッグストア。2018/04/01

おせきはん

15
インドネシアでポカリスエットが支持された理由、中国人が日本で医薬品を買う理由、調理法が見える屋台の安心感など多くの事例紹介に基づき、それぞれの国・地域の事情を踏まえたアプローチの必要性が示されています。中間層の実態に迫る分析も含め、アジアの国・地域の現状がよくわかりました。もっとも、数年後には状況が変わる可能性があるので、引き続き状況を注視したいと思います。2017/12/07

犬養三千代

13
2017年9月10日 川端基夫 780円 国境、地域、民族、年齢などを超えるごとに異なる意味づけと異なる価値づけをする「仕組み」が存在する。ポカリスエット、ラーメンなどを例にとりアジア各地の状況を見ていく。ところ変われば品変わる。ということ。人口の視点も欲しかった。 2019/02/12

kenitirokikuti

8
ローカルというかグローカルというかグローバルというか、同じもん似たもんでも、他所の土地で他所のひとが扱うと違ったもんになるよ、という実例をいくつか。ラーメンは麺てよりもスープなところが多い。大型倉庫タイプのディスカウント店は、東南アジアでは現金問屋として機能している面が大きい。アメリカみたいに週末まとめ買いという感じではない。ポカリスェットは断食月向けの水分補給として価値が出た。2017/09/16

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