出版社内容情報
地域社会が元気かどうかは、公務員の??やる気?≠ノかかっている! 彼らをバッシングするのではなく、積極性を引き出し、官民一丸ですすめる地域再生を考える。
内容説明
財政難にあえぐ地方自治体。住民サービスの質を維持するためには、公務員が受け身の姿勢ではままならない。これからの時代、地域社会が元気であるかどうかは、すべて公務員の“やる気”にかかっている。その数およそ三五〇万人。この巨大な人的資源を活用するためには、いたずらにバッシングするのではなく、彼らのモチベーションを改善して積極性を引き出すべきだ。本書では、財源も役職も不要の、「スーパー地方公務員」の育て方を考え、地域社会が豊かになる方途を描く。
目次
第1章 “やる気”を奪った「ポピュリズム型」公務員改革(水面下でむしばまれる“やる気”;管理主義のワナ)
第2章 “やる気”に火をつけるものは何か?(やる気の天井;モチベーションの質が問われる時代に ほか)
第3章 「公僕」から「主役」へ(僕のやる気と、主のやる気;「超やる気」の源は“自律”“承認”“夢” ほか)
第4章 「外部資源」活用で、やる気の天井を破れ!(外部資源で動機づけるという戦略;役所の外でも認められる機会を ほか)
著者等紹介
太田肇[オオタハジメ]
1954年生まれ。日本の経営学者。専門は組織論。神戸大学大学院経営学研究科修了。京都大学経済学博士。現在、同志社大学政策学部教授。個人を尊重する組織論者として知られ、個の視点から組織や社会について幅広く発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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