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ちくま新書
株とギャンブルはどう違うのか―資産価値の経済学

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064486
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0233

内容説明

株式投資に夢を見る前に最低限知っておくべきロジックがある!老後を視野に入れた生活設計を自分自身で考えることが迫られるこの時代、株に代表される資産に、いかに上手くお金を運用するかは誰にとっても切実なテーマだ。しかし、多くの素人投資家にとって、株価の上げ下げはあまりに不確かなものであろう。はたして、株というのはギャンブルと変わらないものなのだろうか?その価格はどう決まり、利回りや値上がり益はどのように実現されるものなのか?資産価値の変動を法則的にとらえる術を基礎の基礎から説く。

目次

第1章 すべてはここから始まる―資本還元の公式
第2章 企業価値とは何だろうか―貸借対照表と株式の市場評価
第3章 株価の特殊な動きを読み解く―株式会社の資金調達をめぐる諸制度
第4章 投資の決断とネット・キャッシュ・フロー
第5章 創業者利得の世界
第6章 キャピタル・ゲインとは何だろうか
第7章 株とギャンブルはどう違うのか―理論から現実へ
第8章 低成長時代に利殖は可能か

著者等紹介

三土修平[ミツチシュウヘイ]
1949年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。経済企画庁、神戸大学大学院経済学研究科、愛媛大学法文学部教授を経て、東京理科大学理学部教授。経済学博士(神戸大学)。経済学の研究・教育に携わる傍ら、長年宗教問題にも取り組み、求道的側面と社会批判的側面との両面で活動。奈良の東大寺で得度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本正行

16
株とギャンブル、わかりきったこと。ギャンブル。投資であれば正当な行為か、それは褒められるべきことか、ギャンブルは犯罪か、悪いことか、ほんとうは、、どっちでもよくて、どっちも必要、それが人間世界。理論的な、経済学的、心理学や統計学いろいろ関連する科学はあるだろう。実際は、賭博的、ギャンブル、それは単に賭け事、遊びではない。真剣な営利行為、仕事・職業なのである。貴賎や評価の良し悪しはない。要は金儲け、別に額に汗しなくても、職業としてのギャンブル、仕事。最後は、みんなの思惑である。もっと実際的な内容がほしい。2022/02/19

Naota_t

1
なんか読み終わっても結局著者は何を言いたかったのか…よく分からなかった。 他のレビューを見ても、同じ感想の方がいてホッとした(笑)。 内容に関しては、一般的な経済学を普遍的に解説したものでした。 ───株式を所有していれば、長い目で見た場合には、そのキャピタル・ゲインは、実質経済成長率と物価上昇率を合わせた程度は期待できるのだ。したがって、実質ゼロ成長という最悪のときですら、物価上昇による目減りは避けられるということになる。この意味で株式はインフレに強い資産だということになる。(p.168) 2015/03/04

vladimir-kyoto

1
同じじゃんと思っている人の考えを改めるのは難しいと感じた。株をやっている私ですらなんだろと思うことがあったので。2012/04/07

ナイトは許されナイト

0
★★★2016/07/13

のの

0
難しいね2012/09/30

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