内容説明
現代人は子どもから老人まで、ストレスを抱えて生きている。目に見えないストレスは、いつの間にか蓄積し、様々な影響を及ぼす。心と身体がクラッシュする前に、自分を解放してあげよう。カギは、「力まず、避けず、妄想せず」。いつもいっぱいに詰まった頭から、どうしたら自由になれるのか。本書では、ストレスとリラクセーションのメカニズムを知り、生活習慣と心身の深い関係を概観、行動医学、脳科学の知見をもとに、自分でできるストレス・マネジメントの方法を伝授する。
目次
第1章 ストレスって何?(ストレスとはたまるもの;心身のバランス維持の仕組み ほか)
第2章 なぜかストレスのたまる人の習慣(習慣は第二の天性;こんな習慣が病気につながる ほか)
第3章 力まず編(ストレスは進化の賜物;ただののんびりした状態ではない ほか)
第4章 避けず編(誰にでもうまくいかない癖がある;ところで、行動って何だ? ほか)
第5章 妄想せず編(マインドフルネスは自分の観察法;今の瞬間に雑念はない ほか)
終章 ストレスを味方に(つぶれなければ強くなる;行動を変えていくための指針)
著者等紹介
熊野宏昭[クマノヒロアキ]
1960年石川県生まれ。東京大学医学部卒。医学博士。東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手などを経て、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東大病院心療内科)准教授、早稲田大学大学院人間科学研究科非常勤講師。生活習慣病、心身症、パニック障害などの行動医学的研究、ストレスとリラクセーションの脳科学的研究が専門。臨床面では、心身症、自律神経失調症、パニック障害、摂食障害などを対象に、認知行動療法やリラクセーション、マインドフルネスを積極的に用いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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