出版社内容情報
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を見て、多くの人が「あの頃はよかった」と涙を流した。貧しかったが夢と希望に溢れる時代だったという。だが今だって悪くはない。
内容説明
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を見て、多くの中高年と、なぜか二十代の若者までが、「あの頃はよかった」と涙を流した。昭和三十年代を黄金期とする言説がある。あの頃は、日本が一番輝いていた、貧しかったが夢と希望のある時代だったという。だが、本当にそうだったのだろうか?昭和三十三年は、ただ懐かしむだけの年ではない。あの年の事象を今日と重ね合わせることで、これからの日本が見えてくる。
目次
第1章 過去を美化し、未来を憂える日本人
第2章 先行き不透明だった高度成長の夜明け
第3章 本当にあった下流社会
第4章 当時のテレビ革命と現在のネット革命
第5章 健全化する社会、スポーツ大国へ
第6章 昭和三十三年から明日の日本を読む
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京都生まれ。一橋大学商学部卒業。1970年4月から総合商社に勤務。おもに鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドなどで約15年間にわたる海外勤務を経験。98年より精密機器メーカーに勤務、02年退社。現在、国際社会貢献センター(NPO)コーディネーター。日本大学、亜細亜大学などで非常勤講師のほか、「日本の国際化への社会貢献」をテーマに活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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