内容説明
年齢を重ねると、人は知らず知らずのうちに一定の思考パターンから抜け出せなくなりがちです。頭がコチコチに固まってしまうその前に、もう一度、自由で豊かな子供の発想力を育んでみてはいかがでしょうか。本書では、柔軟にモノを考え抜く力を鍛えるために、愉快にして(ほんの少々)てごわい、選りすぐりの算数問題を用意しました。平明かつ軽妙な解説をたよりに、臨機応変な解き方を実践してみてください。発想の境界線を突き抜けて、「しなやかな頭」をよみがえらせましょう。
目次
はじめに なぜ算数で頭がよみがえるのか
第1章 もしも…だったら?―すべての基本はナントカ算にあり
第2章 問題を視覚化する―ビジュアルで発想の幅を広げる
第3章 ひらめくまで待って―パターンで全体像を見る
第4章 算数力は国語力も必要とする―さまざまな文章題
第5章 算数にも「文法」はある―ロジックとはなにか
第6章 しなやかなアタマ―発想の壁を突き破る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
51
私は小学校高学年になってから算数の文章題が苦手になり、それをまだ引きずっている。今この本をつらつらと眺めていると、その頃よりはるかに算数の面白さが理解できるようになっている。勿体ないことしたものだ。 2016/03/01
takaC
41
有理数・無理数が rational number, irrational number の誤訳だったという話はむかしから良く目にするけど、そのままいつまでも使い続けないといけない理由は何でしょうね。2015/07/29
やの
3
図書館で「目があった」ので、借りて読んだ。いや、本に目は無いのだけれど。2015/08/09
よ か
3
おもしろい!けどアタマ硬すぎて頭痛・・・2012/12/06
Tohi Monsan
2
柔軟にモノを考え抜く力を鍛えるために、愉快にして少々手強い、選りすぐりの算数問題が多数収録されている。平明かつ軽妙な解説をたよりに、臨機応変な解き方を自推するのもまた楽しい一冊。