内容説明
情報デザインとは、情報を目に見える形にし、よりわかりやすく伝達するためのデザインである。新聞や雑誌のデザインはもとより、公共施設や交通機関の標示、Webページなど生活のあらゆる場面で情報デザインが用いられている。膨大な情報を整理し、正確に効率的に伝える方法がわかる、コミュニケーションとデザインの関わりを示した、情報デザイン入門。
目次
序章 情報とコミュニケーション(情報化の技術;コミュニケーションの発達)
第1章 人はどうやって伝えてきたか(読み書きの歴史;印刷の発明;印刷メディアの登場 ほか)
第2章 情報デザインへの招待(情報デザインとは何か;誰もが情報発信者;すべてはデザインされている ほか)
第3章 「わかりやすさ」の構造(情報と出会う仕組み;認知心理学と情報デザイン;文字の扱いかた ほか)
著者等紹介
木村浩[キムラヒロシ]
1952年兵庫県生まれ。京都市立芸術大学美術専攻科(現・大学院)修了。現在、筑波大学芸術学系助教授。専門は、写真、視覚設計、サイン計画、情報デザイン。板橋区立熱帯環境植物館、伊豆洋らんパークなどのサイン計画やWebの制作を通じて情報デザインの研究を行っている。日本展示学会副会長、日本サイン学会理事
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