ちくま新書<br> 活断層大地震に備える

ちくま新書
活断層大地震に備える

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059239
  • NDC分類 453.4
  • Cコード C0244

内容説明

地震予知といえば東南海地震だが、阪神大震災をもたらした兵庫県南部地震はタイプの違う直下型。そもそも地震はどうして起きるのか?プレート型と直下型は何が違うのか?予知はできるようになるのか?地震が起きやすいのはどこか?日本列島で繰り返し起きてきた地震がいつまた起きるかは予知できないが、「ここからあそこまでの線に沿って地震が起きる確率が高い」とは言える。場所はかなりわかっているのだ。自然のメカニズムから防災の知恵まで、活断層と暮らす方法を考える一冊。

目次

序章 活断層問題とは何か
第1章 直下地震と活断層
第2章 活断層はどの程度危険か
第3章 直下地震を予測する
第4章 活断層とどう暮らすか
終章 活断層は国境を越えて

著者等紹介

鈴木康弘[スズキヤスヒロ]
1961年愛知県岡崎市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。専門は自然地理学・変動地形学。愛知県立大学情報科学部助教授。東京大学空間情報科学研究センター客員助教授。愛知県などの活断層調査委員、文部科学省地震調査研究推進本部専門委員を務めながら、サハリン・トルコ・台湾・中国・韓国などアジア各地で活断層の国際共同調査を進める。現在はモンゴルとロシア沿岸州の調査を計画中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/11/16

tkmt

1
鳥取県西部地震後に書かれた本。当時から20年位経過しているが、基本的な調査手法は変わっていないというか、進化していない。原発事故や熊本地震の影響も有り、活断層や地震動のリスク評価が広まった現在、次に課題となるものは統一的な避難行動マニュアル作りとでも言えるだろうか。それにしても、高度成長期に目立った規模の活断層地震や海溝地震が発生していないことは今思うと面白いし、当時話題になった「安全神話」が生まれるのも仕方がないことだな。2019/11/16

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