内容説明
論理的で平明な文章を書く訓練は、書物を正確に読み解くことから始まる。そのためには文章の構造、とくに思考のまとまりの最小単位であるパラグラフの構造をつかまなければならない。語句や文はパラグラフに結実し、その整序された集合によって主張が構成されるからである。新聞記事から内外の人文科学書まで、様々なレベルの文章を例示しながら解き明かした、すぐに役立つ実用書。
目次
第1章 パラグラフの理論
第2章 読みの工夫と実践
第3章 エッセイの基本理論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山のトンネル
8
小論文、レポートに役立ちそう。2023/08/18
gorgeanalogue
3
読書停滞。プラクティカルで明晰で平明な小論を書くための指南書。「読む=書く」の立場に立って、文章構造の理解を媒介にして「書くこと」を促す。参考になる点は多いけど、後半やや凡庸な実用書のようになってしまう感があり残念。2019/09/21
ねこになりたい
2
卒論用2019/10/15
boya
2
読むこととは、書き手の論説を平明に再構築し理解すること。本書では「パラグラフ」に着目した独特の文章構築法が披露されている。実践的な内容なので、論文はもちろんブログの叙述法としても参考になる内容だ。2010/10/31
あおりんご。
2
TPSは問いに対する答え P1-TT-EE-P2 はじめは「公式主義」もok2009/05/07