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内容説明
名著がいっぱい、読めば読むほど面白い。
目次
楽しくなければ読書じゃない(阿刀田高)
本気で惚れた相手を口説くのは難しい(米原万里)
セルフ・ラーニングのすすめ(森まゆみ)
読み出したらとまらない(海部宣男)
ついていった本、ついてくる本(武田雅哉)
ユーモリストの本(種村季弘)
本物は古びない(有馬朗人)
取り返しがつかなくならないために(岩井克人)
小説の勧め(養老孟司)
推薦でもなく案内でもなく(村上陽一郎)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラグエル
10
中には希望を打ちのめすものもある。それでも希望を持てってんだろうな。2013/06/03
angelooo7
4
最近、一角の人物が若者に向けて書いた本を追っている。当人のもっとも純粋な部分が誰でも分かる「カタチ」で「あらわれる」と思っているからだ。それも読書案内となればなおさらだ。本書は、今より15年くらい前の本である。今日の著者たちの活動を考えながら読むと非常に面白い。すべては既に準備されていたのだ。と大袈裟に断言したくなる具体的な例がゴロゴロしている。2015/03/04
シフ子
2
精神科医 中井久夫氏が勧める図書は 具体的に書かれていない。タイトル「秘密結社員みたいに、こっそり」の通り 読書は秘密結社員みたいにこっそりするものだという。そして 本は「自分が独善的になるのを防ぐ友」だそうだ。2006/06/18
のんき
1
タイトルには現れていないが、ちくまプリマーブックスということで若い人に向けて二十一世紀に希望を持てるような本を紹介するという企画である。どんな作品が紹介されるかは勿論のこと、執筆者49名がこのテーマにどのように取り組んだかが本書の読みどころ。「絶望と希望は裏腹」と希望を持つことそのものに注意を促す人、「自分で探し出そう」と自分の体験を語る人、素直に(?)テーマに沿って3冊紹介する人、様々で面白かった。2009/08/27