内容説明
時代小説によく出てくるのが衣装・髪型・季節の風物。これが文字からではちょいと想像できない。「吉原」なんてえのも、よくわからない。そんなあなたにこの一冊!美しく詳細なイラストと文章で、江戸の風俗を丁寧に見せてくれます。さらに江戸のこんな風俗を見たいなら、歌舞伎のこれを、時代小説のこれをご覧あれと、かゆいところに手の届くアドバイス。
目次
其の1 花の吉原案内
其の2 武士と町人の暮らしと服装
其の3 髪型
其の4 浮世絵にみる四季の装い
其の5 芝居に多い商売づくし
其の6 小物の話
著者等紹介
菊地ひと美[キクチヒトミ]
仙台市生まれ。宮城文化服飾専門学校とセツモードセミナー卒。ファッションデザイナーとして勤務の後、イラストレーターとして独立。学生のころから歌舞伎好きで、江戸・遊郭・着物・骨董と和風好み。作風は、江戸物を含めての和風のものが多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sa-ki
3
イラストを用いながら、江戸風俗を分かり易く説明。時代小説や歌舞伎のお供にぴったり。2010/04/27
あまね
3
江戸風俗の解説本。イラストが多数で、わかりやすかったです。2009/12/18
roku7777
1
とにかく絵入なのが楽しい。そうそう、言葉で言われてもピンとこなかったのだよ。でもこの本なら大丈夫。とくに髪型のインデックスはなるほどの二乗。さらっと読んでしまったけど今後も江戸ものを読んだときに読み返したくなる本です。2020/12/17
ラピス
1
イラストを見ているだけでも楽しい。江戸の暮らしの入門書におすすめ。2012/07/31
しちこ
1
歌舞伎が見たくなる2012/07/04