内容説明
高度成長の頃、東京中で建設ラッシュという名の町殺しが行われた。その後東京はどんな町になったのだろう。日本橋に生まれ育ち、青山・六本木で青春を過ごした著者が、東京オリンピックを境に急激に変貌を遂げた東京の姿を描いた“極私的東京史”。町歩きには、アラーキーこと荒木経惟氏が同行。
目次
山の手と下町の距離
赤坂・青山
原宿・表参道
六本木界隈
四谷三丁目付近
新宿タイムトンネル
銀座・佃島
渋谷・代官山
池袋・神楽坂
浅草・谷中
大川端・人形町
八年ののち
著者等紹介
小林信彦[コバヤシノブヒコ]
1932年、東京生まれ。早大英文科卒。翻訳雑誌編集長から作家になる
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年、東京生まれ。千葉大卒。妻との新婚旅行を写した『センチメンタルな旅』で写真家としてデビュー。以後国内・外から高い評価を受け続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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