内容説明
お隣りさんから毎日客人がある。麻布生まれのシティ猫ビー。いつも上機嫌なので、いっときは「『脳内革命』を読んだ猫」と呼ばれていたのだが…。わがまま、マイペースに振りまわされ“いい大人が猫一匹に”と嘆きつつ深みにはまりこむ三人の女たち。猫好き必読の書。
目次
名前はビーだな
「ためながビー」って何のこと?
「きたな通り」、「きれい通り」の猫たち
ほくろちゃんに気をつけろ
男には邪険にできるのに…
やっぱり外が気にかかる
カラスはこわい、しかし外に出たい
もしかしたら、変人?
雪の日だって大丈夫
『脳内革命』を読んだ猫
猫、中年に至れば
人が好き、男の人は特に好き
ヒモにまさる物はなし
猫には猫のジンセイが
キャットフードはシニア用
幸せは偶然の出会いから
天国への道のりは辛い?
たかが猫、されどネコ
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京に生まれる。日本大学芸術学部卒業後、いくつかの仕事を経て、78年本の雑誌社に入社。その間書いたエッセイが人気を呼び『午前零時の玄米パン』を刊行。84年退社
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナコ@灯れ松明の火
17
人に寄り添うビーちゃんも、ビーちゃんに寄り添う群さん+周りのひとたちも皆だいすきだーー!単に「かわいいかわいい」だけではなくて大変なことにもちゃんとスポットライトを当てたうえで、それでも「やっぱり猫が好き」。読み終えた今、猛烈に猫をもみくちゃにしたい。猫漬けになりたい。ずるいほどに魅力的だよなあ~とつくづく思う。2011/06/28
ソラ
10
内容(「BOOK」データベースより) お隣りさんから毎日客人がある。麻布生まれのシティ猫ビー。いつも上機嫌なので、いっときは「『脳内革命』を読んだ猫」と呼ばれていたのだが…。わがまま、マイペースに振りまわされ“いい大人が猫一匹に”と嘆きつつ深みにはまりこむ三人の女たち。猫好き必読の書。 2010/02/16
nchiba
8
昔実家で飼っていた猫が人の言葉がよくわかっているとしか思えない猫だったっけなあ。ウチにも猫がいたらなあと改めて思ったよ。2011/04/02
Eriko M
7
もたいさんの愛描ビーちゃんの話。自宅とは別に群さんの別宅まである本当に愛されて幸せなビーちゃん。 猫とは思えないエピソードがたくさん!かわいすぎる! ★★★★☆2018/04/23
ソラ
7
群ようこさんの描く動物エッセイ、特にネコ関係はすごく好き2004/03/13