ちくま文庫<br> 妖精 Who’s Who

ちくま文庫
妖精 Who’s Who

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480031921
  • NDC分類 388.33
  • Cコード C0198

内容説明

ドワーフ、エルフ、巨人、ゴブリンなど、イギリス全土の妖精101をイラスト付きで紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めがねまる

16
旅行先の古本屋で買った本。101種の妖精が、各1~2p程使ってテンポよく紹介されていく。1つ1つ美しい挿絵があり、エピソードも時に陽気で時に不気味で面白い。妖精の特徴は、その地を征服した民族から見た被征服民族の特徴が織り込まれていること、先住民の存在が妖精として語られてもいること、キリスト教徒から見た異教徒の存在でもあることなどが興味深かった。お気に入りの妖精は「缶たたき」どこからともなく缶を叩く音がする、だけの妖精。不思議な現象に名前をつけて共存していたのかな、と、昔の人の生活を想像したりした。2020/07/18

りりす

16
目的がいまいちわからない妖精たち。その行動原理は何なのか。怒らせないでうまく付き合える自信がない。2015/12/20

みやび

8
イギリス人は妖精が大好き。良い妖精も悪い妖精も様々いるけど身近に妖精の存在を感じて暮らしてきたのが物語や昔話から伺える。日本で言ったら妖怪だろう。著者はイギリス妖精学の権威。妖精学という学問がある事自体がすごい。イギリス人は他にもゴーストに対しても寛容なイメージがある。日常生活の延長線上にゴーストがいて親しみさえ感じているようにも思える。それくらい死者や目に見えない存在に対しても身近で大切に感じているという事なのかな。2020/06/14

lico

3
【ファンタジー・フェスティヴァル ☆Angels☆】妖精図鑑。ハリー・ポッターや指輪物語をより楽しむためのお供に使えます。なんとなく眺めていくだけでも時を忘れて読み進めてしまう不思議な魔力があるので読みすぎには注意しましょう。/神から堕ちた妖精やら、何がしたいのかわからないの妖精やら、何処と無く日本の妖怪を思い出した。日本と違いイギリス中で似たような妖精ばかりなのは平地が多いために情報が伝播しやすいからなんだろうか。/ナックラヴィやプーカなど、名前だけは知っていた存在がイギリス発祥と知って驚いた。2015/10/21

あずきずき

2
様々な妖精を知ることができる。訳者の井村氏の訳がわかりやすく、読みやすい。 本書に紹介されている 妖精関連の本を探して読むつもり。著者のキャサリン・ブリッグズの他の本も借りてこよう。2018/06/24

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